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【東大FFP 第18期】全日程が終了しました

2021年10月7日(木)にスタートしました東大FFP 第18期も、2022年1月13日(金)で全日程を終了しました。

前半(DAY1〜4)については、前回お伝えしましたので、後半(DAY5〜8)の様子をここでご紹介します。

DAY5_まとめ & 模擬授業検討
・模擬授業を行う意義を自分なりに説明できる
・模擬授業を検討し、「良い模擬授業」をつくる観点をみつけられる
・各セッションで学んだ重要だと思うことを自分のことばで説明できる
・グループでスライドを作成し、(オンライン)ポスターツアーによってシェアすること
で、学んだことを今一度整理できる
・(オンライン)ポスターツアーの手続きを体験し、手順をたどって説明できる

DAY6_模擬授業ブラッシュアップ
・模擬授業を実施する意義を自分で説明できる
・デザインしてきた模擬授業を実施する
・他人の模擬授業を評価する
・自身のふりかえりと他者の評価作業を通して、模擬授業ver.2への見通しをつける

DAY7_模擬授業ファイナル
・改善された模擬授業を実施する
・他人の模擬授業から学ぶ
・将来の活動に転移できることを言語化する

DAY8_キャリアパスを考える〜SAPチャートの作成
※Structured Academic Portfolio
SAPチャートの作成を通じて
・自身の各活動を振り返って整理し、教育理念や研究の意義を可視化することができる
・自身の各活動間の関連性に気づくことができる
・将来について展望し、目標を定めることができる

ということで、本プログラムの目的「未来の大学教員として、責務としての「教育」の重要性を認識し、学生の立場にたった教育の設計と実行を可能にするために、授業実施に向けた実践的な知識やスキルを多様な専門領域の受講生とともに実際に体験し、互いに学び合いながら獲得する。そして、研究だけでなく教育についても探究し続ける姿勢を身につける」に向かって取り組んできました。

特に、DAY6・7の模擬授業については、東大FFPの修了生・オブザーバー経験者の方達(東大FFP_Alumni)にもサポーターとしてご協力をいただき、小グループでのファシリテーションなど、模擬授業が実施者・受講者共に「豊かな学びの時間」として共有できる場を作っていただきました。

Alumniの方達から「FFPの場に、サポーターとして戻ってきて、新たに気づくことが多く、私自身にとっても大きな学びの場となりました」という言葉が多く聞かれたことが印象的でした。「学び続けること」の意義や価値を改めて感じた場面でもありました。

また、DAY8のSAPチャートの作成にも、FFP修了生の方が参加され、ご自身のこれまでを振り返り、今後について、自分のめざすものを丁寧に言語化されていました。このような修了生との接点を通して、今期(18期)の受講生の方達も来期以降、修了生として引き続きつながりをもっていかれるようになるのだということを、改めて実感しました。

18期の履修証授与式は、2月18日(金)15時半〜16時半、こちらもオンラインでの開催が予定されています。

来年度(2022年度)Sセメスターは、東大FFP第19期として開催の予定です。以下のプレエントリーフォームから登録していただけると、時期が近づきましたら、事前説明会等のご案内も送付させていただいております。

東大FFP(19期以降)
プレエントリーフォーム https://forms.gle/7Ao2gXdt2TpAr56EA

引き続き、教育のオンライン化の先導者としての役割を担うべく、知恵を出し合い、さまざまな工夫をこらしながら、東大FFPらしいオンライン授業を行ってまいります。

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イベント 新着情報

【開催報告】Symposium on Future Faculty Development/UTokyo Global FFDP

今年4月に新たに開講される英語版FFP「UTokyo Global FFDP(正式名称:UTokyo Global Future Faculty Development Program)のイベント「Symposium on Future Faculty Development/UTokyo Global FFDP」を2021年12月16日に開催いたしました。(詳細は本記事末尾に掲載しております。)

日英同時通訳を使用しオンラインで開催されたイベントで、国内外から計91名の方が参加されました。運営側の講師・スタッフ一同、多くの方にご参加いただき大変嬉しく思っております。改めまして、ご参加された皆様に心より感謝申し上げます。

今回のイベントでは、国内外の機関よりゲストスピーカーの方々をお招きし、佐藤浩章 准教授(大阪大学全学教育推進機構)、戸村理 准教授(東北大学高度教養教育・学生支援機構)、 Linda von Hoene 教授 (カリフォルニア大学バークレー校 GSI Teaching and Resource)にご登壇いただきました。

東京大学大学総合教育研究センターからは、浅見泰司 センター長、栗田佳代子 教授(東大FFP担当)、Gabriel Hervas 特任准教授(新規プログラムの講師)、河上愛梨 氏(学術専門職員、新規プログラムのサブファシリテーター)が参加しました。

当日の概要

今回のシンポジウムは、前半と後半の2部構成で開催されました。

  • 【前半:フューチャー・ファカルティ・ディベロップメント(FFD)に関するシンポジウム】
  • 始めに、浅見泰司センター長より、開会の挨拶を頂きました。続いて、ゲストスピーカーの先生方(Linda von Hoene先生、佐藤浩章先生、戸村理先生、栗田佳代子先生)に、ご所属の機関で行われているFFDの取り組みや今後のFFDに関する課題について、啓発的なご発表をいただきました。プレゼンテーションのあとは、浅見泰司先生とGabriel Hervas先生にもご参加いただき、FFDの現状や今後についてディスカッションが行われました。
  • 【後半:新プログラム「UTokyo Global FFDP」】
  • 後半部では、2022年4月開始予定のUTokyo Global FFDPについて、講座担当講師のGabriel Hervas 先生よりプレゼンテーションが行われました。Q&Aセッションでは、参加者の皆さんからのご質問にお答えしました。

 

今回のシンポジウムの動画、および講義資料をUTokyo OCWにて公開しております。(講座「UTokyo Global FFDP」の第0回として掲載されております。)

下記リンクよりご覧ください。

OCW | Symposium on Future Faculty Development/UTokyo Global FFDP

 

新プログラム「UTokyo Global FFDP」について

  • 今年より新たに始まる「UTokyo Global FFDP」は、4月上旬に開講を予定しております。
  • 具体的な開講日、エントリー締め切り日など、詳細は後日お知らせいたします。
  • 【UTokyo Global FFDPコース情報】
  • 開講時期・時限・曜日:2022年4月開始、3,4限(13:00~16:40)、火曜日
  • 授業使用言語:英語
  • 担当教員:Gabriel Hervas 特任准教授、栗田佳代子 教授
  • スタッフ:河上愛梨
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”UTokyo Global FFDP” のロゴがデビュー

”UTokyo Global FFDP”(Global Future Faculty Development Program)のロゴがデビューしました。
「東大FFP」の関連プログラムであることが一目で分かるように、東大FFPのロゴと同じような色合い・デザインを使用しています。

PDFに載せた以外にも文字色や配列などを変えた数パターンがあり、題材に応じて使用していきます。2022年4月に開講する予定のプログラム(*)同様に、ロゴが親しまれることを期待しております。

 

ロゴの紹介 (こちらのPDFをご覧ください)

 

* ”UTokyo Global FFDP”(Global Future Faculty Development Program)とは

”UTokyo Global FFDP” は「東大FFP(☆)の英語版」という位置付けのプログラムで、参加者の多様な国際的学習の背景と学問的な未来に合わせて考案されています。
日本や海外の大学・教育機関の教員を目指す人を2022年春から育成します。

「学習の科学」「評価」「シラバスデザイン」「授業設計」など、大学教員としてのキャリアに必須のテーマのほか、国際的な教育における多様なアプローチについて英語で学ぶことができます。教育能力に加え、大学教育のグルーバル化に対応できる能力の向上を目指しています。

☆大学総合教育研究センターでは、大学教員を目指す東京大学の大学院生・ポストドクター・若手教職員を対象として、教育能力の向上を目的とするプログラム「東京大学フューチャーファカルティプログラム」(東大FFP)を開講しています。
詳しくは以下をご覧ください。

東京大学ファカルティ・ディベロップメント(東大FD) | 東京大学 | 東大FFP

 


(こちらは東大FFP のロゴです)FFPのロゴ


 

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イベント

【12月14日開催】「グローバルFD主催ワークショップ」の紹介

東京カレッジ(*)のMark R. Bookman博士研究員(ポストドクトラル・フェロー)によるワークショップ「インクルーシブな社会を実現するための大学の役割」が、12月14日(火)夜に開催されます。
東京大学駒場のグローバルFD部門の主催行事です。 *東京カレッジとは 

詳しくはこちらをご覧ください。12月14日開催「グローバルFD主催ワークショップ」の紹介


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イベント

12月8日開催「グローバルFD主催ワークショップ」の紹介

東京大学駒場のグローバルFD部門の主催行事として、John Augeri 博士をゲストスピーカーとするワークショップ「非同期の教育と学習のためのスクリーンキャスト制作」が、12月8日(水)夜に開催されます。

詳しくはこちらをご覧ください。12月8日開催「グローバルFD主催ワークショップ」の紹介



 

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イベント

【12/10開催】 第17回 東大院生・若手教員によるミニレクチャプログラム

「教える」を学ぶ 東京大学フューチャーファカルティプログラム(東大FFP)を修了した大学院生・若手教員によるレクチャを、12月10日(金)17時から開催します。

詳しくは 第17回 東大http://dev2.utokyofd.com/ffp/院生・若手教員によるミニレクチャプログラム をご覧ください。


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【前半終了】東大FFP 第18期 DAY4が終了しました

10月7日(木)にスタートしました東大FFP 第18期も、11月19日(金)でDAY4を終え、次回(12月2日・3日)から後半のDAY5〜DAY8へと向かいます。

前半は

DAY1_イントロダクション
• オンライン授業の方法を体験し慣れる
• 学ぶ仲間の名前を5人以上覚える
• 高等教育の現状について説明できる
• 東大FFPで学ぶ価値を見出し、他者に説明できる

DAY2_クラスデザイン
• モチベーションを高める工夫を説明できる
• クラスデザインの意義を説明できる
• ADDIEモデルについて説明できる
• 目標に応じたアクティブラーニングを選べる
• 学習に効果的なクラスをデザインできる

DAY3_評価
・評価の意義を説明できる
・形成的評価と総括的評価を対比できる
・ある評価方法について評価の性質という観点から説明できる
・ルーブリックを作成できる
・ルーブリックのメリットとデメリットについて考えを言える

DAY4_シラバス〜学びに寄与するシラバスとコースデザイン
・シラバスの役割を3つ以上あげることができる
• コースの目的と目標を適切に設定できる
• グラフィックシラバスの作成ができる
• 持参したシラバスを理由を明確にして改善できる

というように、本プログラムの目的「未来の大学教員として、責務としての「教育」の重要性を認識し、学生の立場にたった教育の設計と実行を可能にするために、授業実施に向けた実践的な知識やスキルを多様な専門領域の受講生とともに実際に体験し、互いに学び合いながら獲得する。そして、研究だけでなく教育についても探究し続ける姿勢を身につける」に向かって取り組んできました。

次回DAY5「授業改善と振り返り」では、ここまでの学びを振り返るポスターツアーを実施するとともに、DAY6・DAY7「模擬授業」に向けての準備に入ります。「模擬授業」では、ここまでの学びを体現する6分間の授業を設計して実践しますが、同時に、東大FFPの修了生Alumniの方達のご協力をいただき、効果的なフィードバックを行うことで、「模擬授業」のブラッシュアップを図っていきます。

これらを全てオンラインで行うことも、受講生にとって貴重な経験になるはずです。

最終回・DAY8「キャリアパスを考える〜SAPチャートの作成」に向けて、後半も充実した授業が続くことと思います。

東大FFPとして、引き続き、教育のオンライン化の先導者としての役割を担うべく、知恵を出し合い、さまざまな工夫をこらしながら、東大FFPらしいオンライン授業を行ってまいります。

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【12/16@Zoomウェビナー】英語版東大FFP(UTokyo Global FFDP)シンポジウムのお知らせ

東京大学 大学総合教育研究センターでは、来年度新たに開講される英語版東大FFP「UTokyo Global FFDP」(正式名称:UTokyo Global Future Faculty Development Program)のシンポジウムを、12月16日にオンラインで開催します。

 

本イベントは前半と後半の2部で構成されています。前半部では、FDの現状や課題、そして未来について、国内外のゲストスピーカーの方々と共に議論します。後半部では、来年度開始予定のUTokyo Global FFDPについてご紹介します。

 

【オンラインシンポジウム実施概要】

・イベント名称:Symposium on Future Faculty Development. UTokyo Global FFDP

・日時:12月16日(木)9:30-12:00(日本時間)

・言語:主に英語(日英同時通訳あり)

・場所:ZOOMによるオンライン開催

・対象:教育実践・FD・UTokyo Global FFDPに興味関心がある方

・参加費:無料

・登壇者(敬称略):

<開会の挨拶>

浅見泰司(東京大学大学総合教育研究センター長)

<キーノート/パネリスト>

栗田佳代子(東京大学大学総合教育研究センター 教授)

佐藤浩章(大阪大学全学教育推進機構 准教授)

戸村理(東北大学高度教養教育・学生支援機構 准教授)

Linda von Hoene(Director of GSI Teaching and Resource Center, UC Berkeley)

Gabriel Hervas(東京大学大学総合教育研究センター 特任准教授)

<モデレーター兼サポーター>

河上愛梨(東京大学大学総合教育研究センター 学術専門職員)

 

・申込方法:下記リンクよりご登録をお願いいたします。

https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/webinar/register/WN_urmJcjmtTaq19w_Ms6-cGA

 

イベントの詳細やポスターなどは東大FDのウェブサイトに掲載しております。下記リンクをご参照ください。

アーカイブ

 

また、本イベントの情報に関して周りにご関心のある方がおられましたら、情報拡散にご協力いただけますと幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

【本件に関するお問い合わせ先】

東京大学 大学総合教育研究センター

河上愛梨

E-mail: utokyo_fd[at]he.u-tokyo.ac.jp

※メールをお送りいただく際には[at]を@に変換してください。

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イベント

11月22日開催「グローバルFD主催プレゼンテーション」の紹介

東京大学駒場のグローバルFD部門の主催行事として、ケビン・バイロン博士をゲストスピーカーとするプレゼンテーションが、11月22日(月)夜に開催されます。

「教育と研究におけるクリエイティビティの育成」とのタイトルの本プレゼンテーションでは、教育と研究における創造性の本質と育成について説明します。

詳しくはこちらをご覧ください。11月22日開催「グローバルFD主催 プレゼンテーション」の紹介 – 東京大学 大学総合教育研究センター