} 【関戸のFFP日誌 vol.6】DAY6「知識の構造化」 – 東京大学ファカルティ・ディベロップメント | 東大FD | TODAI FD.COM | 東京大学

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2019年01月04日

【関戸のFFP日誌 vol.6】DAY6「知識の構造化」

Day 6「模擬授業」
・目的・目標の提示
・模擬授業実施・フィードバック・ディスカッション
・振り返り

今回はいよいよ、受講生による6分間の模擬授業とそのブラッシュアップのためのフィードバックとディスカッションの回です。

20名強の受講者を5~6人の4グループに分け、それぞれのグループに講師がつき「模擬授業(6分間)→授業実施者への講師からの個別フィードバック(3分)→グループでのブラッシュアップのためのディスカッション(13分)」という25分弱のセッションを順に回して行きます。

6分間の模擬授業(マイクロティーチング)に導入・展開・まとめの要素を入れながら受講者が学んだと実感できる授業にしようとすると、ほんの少し脱線したり説明が長かったりするだけで簡単に6分を超過してしまいます。敢えて短い時間の授業を作り込むことで「本当に学んで欲しい本質的なものは何か?」という問いに授業者は向き合うことになります。

講師によるとマイクロティーチングにおいて学生の授業に助言するときにのコツは「手法というよりもコンテンツに対する『そもそもの視点』を持つ」ことを心がけているのだそうです。授業で学生が「学んだ」と実感するには、教師が伝えた知識を学生が再構成する必要があります。学生が知識の再構成をしようとしたときに抜け落ちている構造はないか?そもそも学生が再構成できる知識の構造になっているのか?という視点を持ち「授業の手法」の前に「知識の構造」に目を向けることが授業の熟達者になるための視点だと教わりました。
「そもそも学びが起こる知識の構造がこの授業では吟味されているのか?」私もこれからの授業をデザインする際に、常に自分に問いかけていこうと思いました。

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