} 【開催報告】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第2回リアル・セッション~DAY3~ – 東京大学ファカルティ・ディベロップメント | 東大FD | TODAI FD.COM | 東京大学

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2023年10月04日

【開催報告】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第2回リアル・セッション~DAY3~

今回は、2023年9月15日(金)に行われたリアル・セッション3日目(DAY3)の内容について、簡略ながらまとめさせていただきます。

  • ■DAY3の到達目標
  • ●キャリアパスについて考え、日頃の活動や今後の展望について整理できる

 

■DAY3のスケジュール

 

  • 【TP/SAPチャート作成】(9:00~12:35)
  • 参加者の希望別にTPチャート(講師:栗田)とSAPチャート(講師:朴)のグループに分かれて、それぞれのチャートを作成しました。ご自身の教育・研究活動などについて自己省察し、今後の授業改善やキャリアパスの明確化に繋げていただくことを目標としていました。
SAPチャート作成の様子

 

  • 【全体ふりかえり】(12:35~12:45)
  • 本セッション全体を振り返り、学んだことと感想を各人でまとめました。

 

  • 【修了証授与】(12:45~13:00)
  • 最後に、参加者全員に修了証が授与されました。
修了証授与の様子

 

  • ■参加者の反応
  • 本セッション終了後にアンケートを配布し、計8名の方々にご回答いただきました。イベント全体に関する満足度(5=大変満足、1=大変不満とした5段階評価)について、4名(50%)の方が最高評価の5、5名(50%)の方が次点の4と回答されました。さらに、本イベントへの参加が将来にとって役立つと思うか(5=大変そう思う、1=全くそう思わないとした5段階評価)を尋ねたところ、7名(87.5%)が最高評価の5、1名(12.5%)が4と回答されました。

また、最後の自由記述欄では以下のようなコメントを頂きました。(個人が特定されないよう、一部抜粋しています。)

 

このイベントにおける良かった点について

「オンライン講座の復習になり、かつその知識の定着や指導技術の向上になりうる実践的な学びができたこと。」

「全体を通して参加型の学びが中心であり、active learningを身をもって学ぶことができた点」

「・模擬授業を2度行い、フィードバックを得ることができたこと ・会場が「文化的孤島」であったことで、2泊3日、没入することができたこと ・対面で行うことでインフォーマルな交流が多く起こっていたこと ・スタッフの皆さんの対応のお陰で、3日間充実して過ごすことができたこと」

「SAPチャート作成は、とても良いリフレクションの機会となりました。負荷は低く無いものだと思いますが、ペアで傾聴していただき、コメントをいただく中で、あっという間に時間が過ぎていました。」

「オンラインコースの中で学んだことを、小さな規模でも実際にやってフィードバックをいただけたことがよかったです。自分でやってみて気づくことが多々ありました。」

「学習者が主体となるための知識や技術の習得ができたこと。また多様な職種の方と知り合うことができ,多様な視点での意見を頂いたこと。」

 

その他感想・コメント

「内容自体は大変示唆に富むもので、交流も幅広い分野ですることができました。」

「教員ではないので直前まで参加しても良いものかと迷っていてが、結果、とても良い機会になりました。河上さんの連絡が過不足なく、また的を得ていたことも参加を後押ししてくれました。八王子の山奥も今思えば楽しかったです。ありがとうございました♪」

「研修全体としては、1日目は講座後のブラッシュアップも含めると特にハードなスケジュールにはなっていましたが、その分だけ修了証にも重みがあったようにも思えました。」

「とてもお忙しい中にも関わらず、このような機会をいただけましたこと心から感謝申し上げます。今後、地元や繋がりのある先生方に参加を勧めていきたいと思います。また、自身も機会があれば、6分授業のリベンジも兼ねてぜひ参加したいと思いました。自身のその時その時の立場で、ミッションを確実に進めていきたいと考えております。引き続きどうぞよろしくお願い致します。」

「学びによって自分が何も知らないことに気づき、もっと学びたくなりました。また盲点の窓を知り無知の知を知る対面集中講座は心地良い刺激となりました。今後置かれた場所でこの学びを実践していきます。自らが主体的に学ぶ3日間となったことに感謝するとともに、引き続きよろしくお願い致します。」

「3日間、本当にお世話になりました。また、機会があれば参加したいです。」

「大人の合宿というのも楽しいものですね。そうなるようにご準備いただいたことに感謝します。おかげさまで実り多い夏休みになりました。」

全ての回答者の方々から様々な面で高評価を頂き、スタッフ一同大変嬉しく思っております。また、今回のイベントの改善点や、今後扱ってほしいトピックなどについても多数コメントをいただきました。皆様からのご意見をもとに、今後のイベント開発に取り組んでまいります。ご意見・ご感想をお寄せいただきました皆様に感謝申し上げます。

 

■今後の予定について

  • 今回は「インタラクティブ・ティーチング」初の合宿形式での開催でした。アンケートでは、多くの方から沢山学びがあった旨をご報告いただいた一方で、今回のような開催形式に不慣れな部分もあり、イベントの改善点についても多数コメントをいただきました。皆様からのご意見をもとに、会場や手続き、セッションの構成などを再検討しながら、今後もイベント開発・運営に鋭意取り組んでまいります。是非今後とも多くの方にご参加いただけますと幸いです。詳細が決まり次第、お知らせいたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

 

 

河上愛梨(「インタラクティブ・ティーチング」担当・学術専門職員)

 

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