2024年03月14日
受講生の学習スタイル(2015)
インタラクティブ・ティーチング修了生の方々に、受講時の学習のようすについて伺いました。
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前川 修一 さん
(明光学園中・高等学校 教諭)
私の受講生活は波乱万丈でした。2学期は勤務校の予定もびっしり、とても続かないのではと不安でした。
第1週こそ余裕の満点でしたが、第2週から仕事に追われ始めてテストをすっぽかし、第3週は月曜日が締切と人に聞いて、朝からテストを解き始めたら終了時間の9:00がきました。第4週はボタンの押し間違いで1問目しか得点できず・・・。
しかしようやくここから火がつき、第5週から第8週までは満点。最終レポート①の1点減を除いては、レポート②および③は満点をいただき、総点77点で通過しました。 学びの渦に巻き込まれるコースデザインの素晴らしさに驚嘆しています!
私の課題はやはり、定着でした。ただ動画を見ただけではだめで、レポートを書くときに、既習事項を忘れていて痛感しました。 -
松村 佳世 さん
(大学職員)
私はスマホを持っていないので、仕事が終わってからや週末に自宅のパソコンを使って学習していました。忙しくてなかなか時間が取れないときは、2週間分を連休中に視聴することで、締め切りに追いつくことができました。
興味のあるところや分かりにくかったところは何度でも確認できるところがとても助かりました。ディスカッションボードで、同じ受講者の方と議論や質問ができることで興味が広がりました。
ちょうど大学の授業をお手伝いすることになり、アクティブラーニングについて勉強し始めたところだったので、話し方のコツや振り返りの重要さ、授業をいかにデザインするかなど、毎回の授業にそのまま生かせるヒントがたくさんあって、ワクワクしながら学ぶことができました。 -
小林 恭士 さん
(宮城教育大学 理科教育講座 准教授)
いつの時代も教師にとって変わらないもの。それは学生の成長を願うまなざし。そんなワクワクした瞬間に立ち会いたくて、私は「インタラクティブ・ ティーチング」を受講しました。デザインされた8週間のオンライン講義では、巻き戻し、一時停止など利用しながら「まるで自分も画面の中!」という感覚で受講することができました。
私たちの国、日本では「学びのあり方」がいま大きく変わろうとしています。「教師のあり方」にも変革が求められる中で、決して変わらない教師の姿、それは学び続ける教師像です。アクティブ・ラーニングの本質は、学び手が「学びの当事者」になって成長していくこと。そんなことを思いながら、私は教員養成の現場で「インタラクティブ・ティーチング」を実践しています。 -
樋口 隆史 さん
(大学図書館職員)
専門や職種に限らず、後進を育てることを避けては通れないため「教える」という仕事は必ずついて回ります。今日のビジネスの現場では、1人ですべての仕事を完遂する機会は減り、得意分野を持ち寄ってチームごと、あるいはプロジェクトごとに成果を出さなければならない機会が多くなっているのではないでしょうか。
本講座は「教えること」に携わるすべての方に向けたコンテンツとなっており、非常に理解しやすく、役立つ内容が満載です。講師と学生が「ともに学ぶ」ということを、オンライン講義のメリットを最大限に生かしながら可視化できる内容となっており、対話スキルの重要性のほか、多くの気付きや学びを与えてくれます。
今後、本講座で学んだ内容を「自身が経験してきたことをうまく相手に伝える」という場面などにおいて活用していきたいと考えています。