} 東大FFP第10期 DAY3 シラバス、コースデザイン – 東京大学ファカルティ・ディベロップメント | 東大FD | TODAI FD.COM | 東京大学

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2017年11月14日

東大FFP第10期 DAY3 シラバス、コースデザイン

10月26日、27日は東大FFP10期の第3回目でした。今回のトピックは下記のとおりです。

  • ・シラバスの役割
  • ・シラバスの目的と目標の設定
  • ・コースデザイン(グラフィック・シラバスの作成)
  • ・学習を促すシラバスへの改善

 

シラバスは単に学生が授業選択のために使うだけでなく、学習を促すもの、そして、教員にとっては、そのコースをデザインしたり、教育業績のエビデンスとして用いることのできるものです。その意義をまず最初に学びます。DAY3は、自作シラバス,あるいは,自分が担当すると想定される授業と類似する授業のシラバスを持ってきてもらい,その改善を行いながら学習を進めるというスタイルをとっています.

まず、目的・目標について確認し、各自で修正を行いペアで互いにさらにブラッシュアップをはかります。続けて、Backward Designについて説明した後に、グラフィックシラバスの作成を通してコースデザインに取り組みます。

グラフィックシラバスは、いわば教えることの構造化です。なんとなくでも15回の授業は作れてしまいますが、その暗黙の構造を明確にすることで、より学生に伝わりやすく学びやすい配置、順序、そして、その構造化を伝えるために、グラフィックシラバスを作成してもらっています。

また、テキストシラバスの改善は、東大FFPのシラバスに、コメント機能を使って各項目のポイントを説明した資料を配布し、それと手持ちのシラバスを比較しながら「改善ポイント」をまず自分で見つけ、後にグループで、その観点を共有するというワークを行いました。共有では、観点をより多く得て、自分のシラバスをよりよいものにする、ということが目的になります。

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