実施日:2020年2月1日(土)10:00~17:00@本郷キャンパス 情報学環・福武ホール 地下2階 福武ラーニングスタジオ
東京大学 大学総合教育研究センターのプロジェクト「Professional and Global Educators’ Community(PAGE)」では、株式会社アルク専属コンサルタント 吉中 昌國 氏を講師としてお招きし、「Teaching Effectively in English ~英語で効果的に教えるために~」というタイトルでワークショップを開催しました。東京大学の教員・大学院生・特任研究員等11名の方々にご参加いただきました。
今回のワークショップは既に英語での授業経験がある方や、これから英語での授業を担当する予定の英語レベル中上級者を対象に開催し、「授業設計のコツ」「学生の多様性に対応するコツ」などについて学びました。
ワークショップの前半では、学生が聞きやすいとされるスピードで英語を話す練習をしたり、初回の授業で学生に親しみを持ってもらい、かつ授業参加意欲を高めるような自己紹介を考え、一人5分ずつプレゼンテーションを行ったりし、講師から丁寧なフィードバックを受けました。
後半では、多様な価値観やバックグラウンドを持つ学生の様々な行為について、その行為に至った理由をグループで考え、活発に意見を交換しました。異文化への対応や文化の差を理解するとともに、高コンテクストと低コンテクストというコミニュニケーションスタイルの違いについても学びました。
ワークショップ終了後のアンケートでは、受講者から次のような感想が寄せられました。
“参加者全員にプレゼンテーションの機会があり、他の参加者の良いところを見て自分の改善すべきところが見えてきた。初回の授業のシミュレーションなど、実際の授業にそのまま使えそうな内容が多くあった。”
“教授法のみならず、講師のお人柄に惹かれました。どんなことでもpositiveに評価されていて、私自身にとってもロールモデルになるような先生です。”
“特に異文化コミュニケーションのところが役に立ちました。留学生の態度で腑に落ちないところがありましたが、今日の講義で理解できました。”
PAGEでは今後も、英語でのアカデミックコミュニケーションスキルの向上を目指して、継続的にワークショップを行っていく予定です。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
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