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「1日で身につく!英語プレゼンのコツ!」ワークショップ開催報告

実施日:2017年3月14日

English Academiaワークショップ「1日で身につく!英語プレゼンのコツ!」を開催しました(大学総合教育研究センター主催)。企画の趣旨は「自分の研究内容を英語で魅力的にプレゼンテーションするためのコツを身につける」というものでした。このワークショップはオンライン講座English Academia(https://utokyo-ea.com)の実践編として企画されました。

ワークショップは福武ホール・ラーニングスタジオで行われ、理系・文系を問わず、本学のさまざまな研究科から17名の大学院生が参加しました。ファシリテーターは当センターのバイリンガル・スタッフがつとめ、英語のネイティブスピーカーが講師に加わりました。

ワークでは参加者2−4名ごとにグループをつくり、それぞれに1名の講師がついてプレゼンテーションの実践練習を行いました。参加者には事前の課題として、「自分の研究内容の中心概念やキーワードを専門外の学部生にもわかるように紹介するための英語プレゼン資料の作成」をお願いしていました。当日はその資料にもとづいて、最初に参加者ひとりひとりが英語で5分間のプレゼンを行い、講師とほかの参加者からフィードバックを受けました。発表のトピックは“Machine Learning” “Bitcoin” “Unemployment Rates” “Protein Engineering”など多岐にわたりました。
各自のプレゼンの様子はiPadとICレコーダーで記録し、発表者が後から自分の発表を客観的に振り返られるようサポートしました。

その後、英語プレゼンのスキルに関してネイティブスピーカーの講評を全員で共有し、休憩をはさんでから、参加者が自分のプレゼン資料や発表方法を改善する個人ワークの時間を設けました。個人作業の時間には、講師が随時相談にのり、参加者同士の意見交換も活発に行われました。それが終わると再びグループに分かれ、プレゼン発表とフィードバックを行いました。最初の発表に比べてどの参加者の発表も、オーディエンスにとってわかりやすいものになり、視覚資料・発声・視線・身振りにも改善が見られました。

ワークショップ後のアンケートでは、「フィードバックを色々な方から頂けたことがすごく良かった」「プレゼンテーションのスキルだけではなく、考え方、意識の持ちようが理解できたことが大きかった」など、肯定的な感想が数多く寄せられました。また、今後のワークショップで取り上げて欲しいテーマとして、「学会発表での質疑応答」「ポスター発表」「留学生相手の授業」「英語での面接」などが挙げられ、今後のワークショップに対する期待が感じられました。

今後もEnglish Academiaでは、若手研究者の英語でのアカデミックコミュニケーション能力の向上を目指して、継続的にワークショップを行っていく予定です。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

※English Academiaについて、詳しくはこちら
https://utokyo-ea.com

※※プロジェクトの活動について、詳しくはこちら
https://www.he.u-tokyo.ac.jp/activities/page/

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松原悠特任研究員(東大FFP担当)退任のご挨拶

東大FDウェブサイトをご覧のみなさま

いつもお世話になっております。東京大学 大学総合教育研究センター 教育課程・方法開発部門 特任研究員(東大FFP担当)の松原悠です。
本日をもって退任することとなりましたので、ご挨拶を申し上げます。

2015年11月16日に着任してから、1年4か月半の間お勤め申し上げました。
東京大学フューチャーファカルティプログラム(東大FFP)の期でいいますと、第6期の実施期間の途中から、第9期の本エントリー期間の途中までにあたります。

携わった業務は主に、(プレ)FDプログラムである東大FFPの実施補助・広報、東大FFP修了者向けのミニレクチャプログラム等の企画・運営、本東大FDウェブサイトの発注でした。
関わりのあったみなさま、初めて社会で働く未熟な私を育ててくださり、誠にありがとうございました。

4月からは、引き続き筑波大学大学院に在学しながら、本センターにて大学の学習・教育支援に携わった経験を生かし、大学職員を目指して勉強します。
これまで、誠にお世話になりました。ありがとうございました。
今後とも、東大FFPをよろしくお願い申し上げます。

2017年3月31日
松原 悠

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イベント

カール・ワイマン博士に学ぶ「エビデンスに基づく科学教育」【Global FD主催シンポジウムのご案内】


Global FD委員会 助教の笹山尚子先生から、シンポジウムのご案内が届きました。
ご関心のある方は、各自申し込んでください。

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総合文化研究科・教養学部Global Faculty Development(GFD)主催のシンポジウム
「Getting to the Heart of Learning: Evidence-based Learning in Science Education」をご案内申し上げます。

GFDはPEAKをはじめとする、日本語以外(主に英語)で行われる授業のFDを中心に行うものです。
本シンポジウムでは、アメリカの高等教育における理系教育の権威であり、ノーベル物理学賞の受賞者でもあるCarl Wieman博士をお招きします。
またWieman博士の講演後には、総合文化研究科の理系教員に加え、
日本における物理教育の権威である京都教育大学名誉教授・元学長の村田隆紀先生にもご登壇頂き、パネルディスカッションを行います。
学内外のご関心のある教職員および学生の皆様にご参加頂ければ幸いです。
シンポジウムの詳細は以下の通りです。

日時:平成29年4月23日(日)午後2時〜5時
場所:東京大学 駒場キャンパス 数理科学研究科棟 大講義室
定員:240名(先着順)
参加費:無料
使用言語:英語(日英同時通訳あり)
参加登録:以下のリンクから事前登録をお願いいたします。
http://www.globalkomaba.c.u-tokyo.ac.jp/cypochi/form/pc/gkomaba000193.html
イベントURL:http://www.globalkomaba.c.u-tokyo.ac.jp/event/20170423-00001038.html

問い合わせ先:グローバルFD委員会 (gfd-tokyo@adm.c.u-tokyo.ac.jp)


なお、本シンポジウムの前日(22日)には東京大学の学生向けの講演会をWieman博士にお願いしております。
詳細は以下イベントURLをご覧ください。よろしくお願いします。

イベントURL: http://www.globalkomaba.c.u-tokyo.ac.jp/event/20170422-00001044.html

矢口祐人
国際交流センター・GFD委員会



Dear all,

The Global Faculty Development (GFD) at the Graduate School/College of Arts
and Sciences is pleased to announce the upcoming symposium "Getting to the
Heart of Learning: Evidence-based Learning in Science Education."

Dr. Carl Wieman of Stanford University will give a keynote address. Dr.
Wieman is the 2001 recipient of the Nobel Prize in Physics and is also
prominent as a leading advocate for improving science education in higher
education institutions. His lecture on science education will be followed
by a panel discussion joined by Dr. Takatoshi Murata, one of the leading
voices in science education in Japan, as well as by science faculty of the
Graduate School of Arts and Sciences. Please find the details of the
symposium below and its flyer attached:

Date: Sunday, April 23, 2017 2:00-5:00pm
Place: Lecture Hall in the Mathematical Science Building, Komaba Campus,
The University of Tokyo
Capacity: 240 (first come, first served)
Admission: Free
Language: English (Translation available)
Pre-registration: Required; Please register here:
http://www.globalkomaba.c.u-tokyo.ac.jp/cypochi/form/pc/gkomaba000193.html
Event URL: http://www.globalkomaba.c.u-tokyo.ac.jp/en/event/20170423-00001037.html

Inquires: Global Faculty Development initiative 
(gfd-tokyo@adm.c.u-tokyo.ac.jp)

In addition to this symposium on April 23, we will have a separate lecture
by Dr. Wieman exclusively for the students of the University of Tokyo on
April 22. Please find the details of this event in the webpage below.

Event URL: http://www.globalkomaba.c.u-tokyo.ac.jp/en/event/20170422-00001043.html


Yujin Yaguchi
Center for International Exchange/GFD Committee
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実施しました「何気ない日本人の習慣・考え方を学ぼう!」

2017年3月27日 10時30分~15時00分の日程で,集中講座「何気ない日本人の習慣・考え方を学ぼう!」を人文社会系研究科と共催しました.当日は21名の方々にご参加いただきました.

スケジュールは次の通りです.

  •  ・趣旨説明
  •  ・お互いを知りましょう:イントロダクション
  •  ・事例をみましょう:ロールプレイ
  •  ・経験を共有しましょう:私が感じたコミュケーションギャップ
  •  ・(ランチ)
  •  ・解決案をみつけ共有しましょう:傾向と対策!ポスターツアー
  •  ・ふりかえりましょう:まとめ

特に,次のワークの呼び水として企画した,東大FFP修了生が「年齢が上の同期の日本人からの挨拶にどう返せばいいのか?」などの場面を演じたロールプレイでは,「そうそう」と頷いたり,思わず笑ったり,といった様子が見られ,とても良い雰囲気でした.

受講してくださった皆さんの感想について,5段階評価(5:大変そう思う,1:全くそう思わない )でたずねました.結果は下記のとおりです.(N=21)

  •  ・役に立つ情報が得られた 平均 4.3 標準偏差 0.74
  •  ・このような講座があればまた出たい 平均 4.14 標準偏差 0.97
  •  ・友達にすすめたい 平均 4.09 標準偏差 0.91

総合満足度については10段階評価(10:大変満足した 1:大変不満であった)については,平均8.25, 標準偏差 1.74 でした.また,自由記述などとしては,下記のような声が聞かれ,ほとんどの方々にご満足いただけたようです.

  •  ・いろいろ悩んでいたことについて,留学生同士や日本人の話をきいて安心した
  •  ・今後もこのような集まりを作って欲しい

 

全体として,講師となった東大FFP修了生も留学生の方々のグループワークに入り和気あいあいとした雰囲気でした.もっと,日本人の考え方に深くアプローチできたかも,という反省はありますので,それは今後の課題として次につなげたいと思いますが,全体としては,大成功!といえるのではないかと感じました.

人文社会科学系研究科日本語教室の向井先生,この度はこのような機会をいただきありがとうございました!

 

 

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東大FFP 第8期 履修証授与式を開催しました

2017年3月8日(水)、福武ホールラーニングスタジオにおいて、東京大学フューチャーファカルティプログラム(東大FFP)の第8期修了者に対し、履修証授与式を行いました。
この日は48名が修了し、本学大学総合教育研究センターの須藤修センター長より履修証が授与されました。石井洋次郎理事・副学長(教育、評価担当)からも祝辞をいただきました。

過去の修了者も同席し、アラムナイネットをご紹介くださいました。履修証授与式の後の懇談会においては、お菓子を囲んで、修了者同士が情報交換をしました。

東大FFPは4年間8期を終えました。これまでに全研究科から合計383名の修了者を輩出しています。これからも、東大FFPは進化を続けて参ります。

2017年4月には、第9期が開講されます。次のページで本エントリーをお待ちしております。

【本エントリー締切 4月9日(日)23:59】

受講方法

(松原)

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【開催報告(『教育学術新聞』第2676号)】「インタラクティブ・ティーチング」ビッグリアルセッション

2017年2月15日刊行の『教育学術新聞』第2676号に、ビッグリアルセッション「インタラクティブ・ティーチングのその先へ」(2月4日開催に関する当日の様子や企画の趣旨が掲載されました。当日の総合司会を務めた中村長史(本センター特任研究員)が執筆しております。

編集部様のご厚意により、その記事を共有させていただけることになりましたので、この機会に、是非ご覧いただければ幸いです。

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「大学で教える」を学ぼう。東大FFP「大学教育開発論」第9期受講者募集!

教育力を向上させたい大学院生、ポストドクター、若手教職員のみなさまへ!

「東京大学フューチャーファカルティプログラム 大学教育開発論」(東大FFP)
本エントリー受付中!
大学教員には、研究力だけでなく、教育力も求められます。

東大FFPは、あなたの教育力を向上させる、実践的な学びの場をご用意しています。

★体系的に「教え方」を学べる!
★専門領域を超えたネットワークを作れる!
★修了者には履歴書に書ける公式の履修証を発行!
★大学院生は単位修得もできる!

【応募資格】

東京大学在籍の大学院生、ポストドクター、若手教職員

【日時と場所】

2017年度Sターム(S1+S2)
・木曜クラス(定員25名)3, 4限 福武ラーニングスタジオ(本郷キャンパス)
・金曜クラス(定員25名)4, 5限 駒場アクティブラーニングスタジオ(KALS)(駒場キャンパス)
全8回(変則的な隔週実施)

【詳細および応募方法】

下記のURLからアクセスしてください。
https://dev2.utokyofd.com/ffp/about/
(応募者多数の場合には、フォームにご記入いただいた内容をもとに選考を行います。)

*オブザーバー(他大学の方々、参観希望)も若干名を受け付けております。エントリーフォーム動機の欄に「オブザーバー」と明記をして、エントリーをお願いします。

【募集締め切り】
4月9日(日)23時59分

ご質問等がございましたら、遠慮なくご連絡ください。
みなさまのエントリーを、お待ちしております!

大学総合教育研究センター
准教授 栗田佳代子

utokyo_fd@he.u-tokyo.ac.jp

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【締切延長】「何気ない日本人の習慣・考え方を学ぼう!」受講者募集

このたび東大FFPは、留学生・外国人研究員向けの集中講座「何気ない日本人の習慣・考え方を学ぼう!」を、人文社会系研究科と共催することとなりました。

締切を3月10日(金)に延長いたしましたので、お知らせいたします。

留学生・外国人研究員の方々のお申込みをお待ちしております。

また、周りに留学生・外国人研究員がいらっしゃる方は、ぜひお声掛けください。

日時:2017年3月27日(月) 10時30分~15時00分
場所:法文1号館 215教室
対象:東京大学に在籍する留学生および外国人研究員で日本語能力試験N2程度以上の方

申し込み締切:3月10日(金)

申し込み方法:人文社会系研究科・文学部日本語教室 nihongo@l.u-tokyo.ac.jp 宛に件名を「集中講座申し込み」として送ってください。折り返しご連絡します。

なお、申込用紙は日本語教室のウェブサイトからダウンロードすることもできます。

http://www.l.u-tokyo.ac.jp/nihongo/1index.html

 

研究室や大学活動で、ちょっとしたカルチャーギャップを感じることは多いと思います。それらについて理解を深めることで、日本での研究生活がより豊かなものになるでしょう。また、他の研究室の留学生や、今回この企画を担当する大学院生とも親睦を深め、一緒に学べる仲間をつくることができます。

このワークショップを担当するのは、東京大学フューチャーファカルティプログラムを修了した大学院生・特任研究員です。多様な研究科から教育に関心を持って集まり、皆さんの疑問が解決されて多くの仲間を得られるような居心地のよい場づくりをデザインしたいと思っています。

お目にかかれるのを楽しみにしています!

 

(松原悠・栗田佳代子)

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書籍発刊!『インタラクティブ・ティーチング―アクティブ・ラーニングを促す授業づくり 』

この度、「インタラクティブ・ティーチング―アクティブ・ラーニングを促す授業づくり」(栗田佳代子・日本教育研究イノベーションセンター編、河合出版)を刊行しました!

2014年11月から2016年9月まで開講されていたオンライン講座「インタラクティブ・ティーチング」の内容をもとに構成された書籍です。

amazonでの購入はこちらからとなります。

また、直接出版社においても購入ができます。中身もみられるようですので、こちらからどうぞ。

そして、この書籍について、早速ですが訂正があります。正誤表を下記に掲載しますので、ご購入の際は、こちらご確認ください。御不便をおかけしますことお詫び申し上げます。

書籍『インタラクティブ・ティーチング』正誤表_v2.2(2017年5月30日更新)