} 東大FFP第8期 DAY3 シラバス・コースデザイン – 東京大学ファカルティ・ディベロップメント | 東大FD | TODAI FD.COM | 東京大学

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2016年10月29日

東大FFP第8期 DAY3 シラバス・コースデザイン

10月27日、28日は東大FFPの3回めでした。今回のトピックは下記のとおりです。

 

  • ・シラバスの役割
  • ・シラバスの目的と目標の設定
  • ・グラフィック・シラバスの作成
  • ・学習を促すシラバスとは
自作のシラバス,あるいは,自分が担当すると想定される授業と類似する授業のシラバスを持ってきてもらい,その改善を行いながら学習を進めるというスタイルです.コース・デザインでは,15回などのクラスをどう構成すれば掲げた目的・目標が達成されるのか,を考えながらグラフィック・シラバスを作成しました.シラバスが単なる「授業選択の資料ではなく」,色んな機能を持ちうることを実感してもらえたのではないかと思います.
ところで,この授業は2コマ続きで3時間半にわたりますが,冒頭には前回の復習の時間を必ず設けています.いろんな復習のスタイルを体験しますが,今回は,下記のような流れで行いました.
1)前回のキーワードを提示する
2)ペアになり,それぞれについて何もみないで簡単に説明しようと試みる.そして,口に出して説明する
3)前回の資料を参照しながら説明を確認する.
4)全体でテンポよく確認をする
復習も兼ねたグループワークは,授業の早い段階でアウトプットの機会をつくると,場の雰囲気が一気にあたたまるので,その意味でも効果的です.この場合,授業の早い段階は,「準備運動」という点でも,話す状況をつくらざるを得ないペアがいいと思っています.
(栗田)
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