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【開催報告】東大FFP 第15期 履修証授与式を開催しました

2020年8月5日(水)、Zoomによるオンライン開催で東京大学フューチャーファカルティプログラム(東大FFP)第15期履修証授与式を行いました。
第15期からは57名が修了し、本学大学総合教育研究センターの森山工センター長よりご祝辞をいただくとともに、各人へ履修証が授与されました。
過去の修了者の方にもゲストスピーカーとしてご登壇いただき、修了生の様々な活動やアラムナイネットの紹介を行って頂きました。

東大FFPはこれまでに学内全研究科・計714名の修了者を輩出しております。
来期(第16期)の開講は2020年10月を予定しており、現在以下のページでエントリーを受付中です。

→ https://dev2.utokyofd.com/ffp/apply/

 

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【東大FFP第15期】オンライン授業実況中継(DAY4)

第15期も、折り返し地点に差し掛かりました。

DAY4の授業は「学生の学びを促すシラバスとコースデザイン」です。

これまでは、クラスの中身の話が中心でしたが、今回はコースの話です(ここで、クラスとは、東大を例にとれば一回105分間の授業のことを指し、コースとはS1タームの授業全体のことを指します)。

まずは、前回の復習からスタート。

DAY3の授業テーマは「評価」でしたが、授業開始早々、復習のためのZoomのブレークアウトセッションを利用したペアワークを実施。復習の方法としては,まず,「10分間でできる復習の問いかけを考える」ことを一人で行いその後にペアでその復習の問いかけをしあいました。自分のペア相手からは「総括的評価」、「形成的評価」といった、いくつかのキーワードを織り交ぜた「問いかけ」がありました。復習の方法に関して栗田先生からは「復習にも難易度がある。レベルを段階的に上げ、受講者のモチベーションに合わせた復習を行うことが有効」との言葉がありました。

そして、シラバス

シラバスでは、まずコースの存在意義を示した目的と、その目的を具体化した目標を定め、目標は学生を主語に、一つの文章に一つの目標を書くことが必要だ、との説明。そのあと、手元にある既存のシラバスをグループメンバーとZoomで画面共有しながら、シラバスを改善。受講生からは、「出来上がっているシラバスを改善するのはなかなか難しかったです」との反応がある一方、「既存のシラバスを自分のものとして修正するワークを通じて、シラバスがどうあるべきか自分ごととしてよく学べたように思う」、「漠然と作っていたシラバス作成という作業に、自らの頭で考え作成する手がかりが得られたと感じております」、「もやもやしていた、自分ができる・したい授業の形が具体的に見えてきました。シラバスを作ることが、頭の整理や分野の整理、内容(アイテム)の選出にとても役立つことが実感できました」との感想が聞かれました。

さらに、DAY4のハイライトであるグラフィック・シラバスの作成に突入。

これまで、リアルタイムの対面式授業では、付箋でやっていたことをオンラインで実施。Googleスライドを画面共有し、活発な議論を展開。「グラフィック・シラバス作成について、ブレイクアウトルームでの議論で不明確なところが洗い出されて楽しむことができました」、「グラフィック・シラバスを利用すると授業の流れや組み立て方が見えやすくなり、文章だけのシラバスを書く際にとても有用であることが分かりました」、「グラフィック・シラバスでは、テキスト・シラバスでは問題がなさそうに見えたものが、流れを可視化することで改善点が見えてきて、興味深かったです」など、総じてグラフィック・シラバスの有用性を感じたという感想が多く聞かれました。

また、DAY4を終え、改めて受講生からは、「シラバス作成に関して学び、作成の面白さ・深さ、そして難しさを感じました。自分の授業で活かせる部分も多く、この授業を受講して良かったと再び思いました。本日の授業で印象的だったのはグループワークでした。2度のシラバス修正と視覚化の検討は、和やかかつ建設的でした。このように学生の立場に立つことで、いかに学生同士のインタラクションのインパクトが大きいかを実感できることも、FFPの魅力だと感じました」。

いよいよFFP第15期は、これから後半戦に入ります。

大学総合教育研究センター
高等教育推進部門
川崎成一

 

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【東大FFP第15期】オンライン授業実況中継(DAY1~3)

 

東大FFP第15期は、新型コロナウィルス感染症拡大を受け、インターネットを活用したリアルタイムの授業(Zoomによるオンライン授業)で開講いたしました。

DAY1(第1回)「イントロダクション」として4月16日にスタート、アイスブレイク(他己紹介)や1分間研究紹介、そして、課題として研究紹介を各自で録画・アップし、相互評価を行いました。

DAY2(第2回)「クラスデザイン」(モチベーション、クラスデザイン、アクティブ・ラーニング)では、モチベーションを高める工夫やクラスデザインの意義、ADDIEモデル、アクティブラーニング(AL)の方法など、限られた時間内ではありますが、充実した、贅沢な内容を効果的に学びました。特に、モチベーションでは、Zoomのブレークアウトセッション機能を使ったグループワークで、Googleスライドを画面共有し、皆で意見を出し合いながら付箋に書き込みを行うなど、オンライン授業の持ち味を十分発揮したものでした。

DAY3(第3回)「評価」では、Googleフォームを随所に使いながら、皆でその内容を共有し(その場で受講者全員に回答をしてもらい、それを即座に共有できるところはオンライン授業の良いところ)、また、ルーブリックの作成演習ではギャラリーウォークをオンライン授業で試みるなど、新しいツールを積極的にクラスデザインに組み込み、オンライン授業の限界に挑戦したとも思える内容でした。

このように、東大FFP第15期では、これまで行ってきたリアルタイムの対面式授業に、オンライン授業でどこまで迫れるのか、期待と不安が入り混じるかたちでスタートしましたが、受講者からは、「オンライン授業を受けるのは初めてでしたが、対面と変わらないくらいスムーズな進行で感心した」、「オンラインも双方向や参加者同士と関わりながら、ブレークアウトルームで学ぶことができてとても楽しく参加しています」、「Zoom、Sli.do、Google Classroomなど、アプリの特性をうまく使い分け、オフラインとほぼ変わりない授業を展開していた」など、オンライン授業を前向きにとらえる感想が多く寄せられています。

また、今後、講義のオンライン化がより一般化していく可能性がある中で、「思いがけずオンライン授業になり残念だなと思っていましたが、逆にこれから重要なオンライン授業を、インタラクティブティーチングの最先端を研究されているプロフェッショナルの先生に習えることはとてもありがたいと思った」と本授業に対する大変高い期待も寄せられました。

東大FFP第15期はDAY3(第3回)を終え、まだ折り返し地点にも達していませんが、さらなる挑戦と進化を遂げながら、FFPらしいオンライン授業をゴールのDAY8(第8回)を目指して走り続けます。

大学総合教育研究センター
高等教育推進部門
川崎成一

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【開講しました】東大FFP 第15期 オンラインでの授業を開始いたしました

東大FFP 第15期は、新型コロナウィルス感染症が拡大するなか、インターネットを活用したリアルタイムの授業(Zoomによるオンライン授業)で開講いたしました。

第15期は、新型コロナウィルス感染症が拡大するという厳しい環境下にもかかわらず、大変多くのみなさまにご応募いただき、59名(木曜・金曜クラス合計)の受講者でスタートいたしました。

東大FFPとして、オンライン授業への全面的な移行は当然ながら初めての経験となりますが、教育のオンライン化の波は避けて通ることはできず、逆にこれを機に、その先導者としての役割を担うべく、知恵を出し合い、さまざまな工夫をこらしながら、FFPらしいオンライン授業を行ってまいります。

 

 

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【開催】東大FFP説明会「プレFFP」(4/9, 17:00-)

4月9日に、第15期東大FFP開催に先立ち、「プレFFP」を開催いたします。

Sタームに開催される東大FFPのご説明と、今回開催のプレFFPのご紹介です。
ご興味のある方のご参加をお待ちしております。

*東大FFPについての説明
本プログラムは、教育力の向上と研究領域を越えたネットワーク構築を目的とした半期のプログラムです。主体的に学ぶ教育の実践力育成を目指し、授業のデザインやシラバス作成、模擬授業実施等がカリキュラムとして構成されています。
これまでの7年間14期に全研究科から合計657名が修了しました。募集人数に対して平均して1.4倍の応募があり、最近は全体の4割ほどを学振の特別研究員が占めています。

*プレFFPの実施
半期にわたる受講は、ややハードルが高いという現状があります。一方、毎回セレクションが発生しており受講希望に全て対応しきれていません。そこで、東大FFPの一端を学ぶ機会の提供を目的として、4月9日(木)17時から「プレFFP」を行います。
本プログラムは1時間半で、基本的な授業構成、グループ活動のファシリテーションなどを含みます。これからTAを担当する学生の基礎的な授業知識獲得の機会としても活用いただける内容となっています。また、各研究科等でのTA研修プログラムとしてご関心をお持ちの先生方も歓迎いたします。

なお、第15期プレFFPにつきましては、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえ、Zoomによるオンライン開催とします。
Zoom入室に必要なURLは、下記URLによる参加登録後にお送りします。

参加をご希望される方は、お手数でございますが、下記URLにて事前の参加登録をお願いいたします。
申込URL:https://bit.ly/33Ha2wz

日時:2020年4月9日17:00-18:30
場所:リアルタイムのオンライン開催
対象:東大FFPに関心のある本学在籍の大学院生、ポスドク、教職員

皆様のご参加をお待ちしております。

 

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「大学で教える」を学ぼう。東大FFP「大学教育開発論」第15期受講者募集!

※第15期東大FFPにつきましては、新型コロナウィルス感染症対策を踏まえ、木曜・金曜クラスとも、リアルタイムのオンラインの開催となります。

教育力を向上させたい大学院生、ポストドクター、若手教職員のみなさまへ!
「東京大学フューチャーファカルティプログラム(東大FFP)大学教育開発論」
本エントリー受付中!
2020S_ポスター
大学教員には、研究力だけでなく、教育力も求められます。
東大FFPは、あなたの教育力を向上させる、実践的な学びの場をご用意しています。

★体系的に「教え方」を学べる!
★専門領域を超えたネットワークを作れる!
★修了者には履歴書に書ける公式の履修証を発行!
★大学院生は単位修得もできる!

【応募資格】
東京大学在籍の大学院生、ポストドクター、若手教職員

【日時と場所】
2020年度Sセメスター<S1+S2ターム>
・木曜クラス(定員25名)4, 5限
・金曜クラス(定員25名)3, 4限
いずれもリアルタイムのオンライン開催
全8回(変則的な隔週実施)

【詳細および応募方法】
下記のURLからアクセスしてください。
https://dev2.utokyofd.com/ffp/about/
(応募者多数の場合には、フォームにご記入いただいた内容をもとに選考を行います。)

【募集締め切り】
4月12日(日)23時59分

ご質問等がございましたら、遠慮なくご連絡ください。
みなさまのエントリーを、お待ちしております!

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大学総合教育研究センター
准教授・副センター長 栗田佳代子
utokyo_fd@he.u-tokyo.ac.jp

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【開催報告】「第14回図書館ミニレクチャ」(2020年2月20日)

例年みなさまにご好評を頂いております図書館ミニレクチャ(東大院生によるミニレクチャプログラム)を2020年2月20日に開催いたしました。
おかげさまで、今回で第14回目を迎えました。

当日は、東大FFP修了生(14期)の中から7名の方にご登壇いただき、学内の学部生や大学院生のみならず、学外のみなさま等、多数の方々にご参加いただきました。

短い時間ではありましたが、東大FFPの成果を踏まえて設計された各種のワークを体験いただき、その後は活発な質疑応答が行われました。

次回の第15回ミニレクチャは2020年夏頃の開催を予定しております。
どうぞ、みなさまお誘いあわせの上、足をお運びいただきますようお願い申し上げます。

最後にこの場を借りて開催にご協力いただきました東京大学図書館スタッフの方々に心より御礼を申し上げます。

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*当日の動画:こちらをご覧ください → 東大院生・若手教員によるミニレクチャプログラム 第14回 | UTokyo TV (todai.tv)

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【開催報告】東大FFP 第14期 履修証授与式を開催しました

2020年2月13日(木)、伊藤国際学術研究センター3階中教室におきまして東京大学フューチャーファカルティプログラム(東大FFP)第14期履修証授与式を行いました。
第14期からは46名が修了し、本学大学総合教育研究センターの須藤修センター長よりご祝辞をいただくとともに、各人へ履修証が授与されました。
過去の修了者の方にもゲストスピーカーとしてご登壇いただき、修了生の様々な活動やアラムナイネットの紹介を行って頂きました。

東大FFPはこれまでに学内全研究科・計657名の修了者を輩出しております。
来期(第15期)の開講は2020年4月を予定しており、現在以下のページでエントリーを受付予定です。

→ https://dev2.utokyofd.com/ffp/apply/

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【PAGE】「英語で専門科目を教えること」についての新規コース開講!

 

国際学会、海外留学、英語での授業運営など、国際化する研究環境にいまや英語は欠かせません。だけど、忙しくて学ぶ時間がなかなか取れない…。
UTokyo English Academiaは、そんな忙しい大学院生や若手教員にぴったりの無料オンライン講座です。
これまでのコース登録者は2万人を越え、本学の院生や教職員も数多く利用しています。

今回、PAGEプロジェクトが運営するUTokyo English Academiaにおいて、新規コース「EA3: English Medium Instruction in Higher Education」を開講しました。
スマートフォンでも学習でき、どなたでも登録できます。またクイズなどの課題で80%以上の得点を修めると受講証が発行されます。
ぜひ、皆さまの学習・教育・研究にご活用ください。

詳細はこちらから→https://utokyo-ea.com/

 

■問い合わせ先
東京大学 大学総合教育研究センター 高等教育推進部門
PAGE担当
page-ea*tree.ep.u-tokyo.ac.jp
(*を@に書き換えて送信してください)