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開催報告「第4回東京家政大学ミニレクチャ」

2018年2月2日(金)の14:00-16:30に、東京家政大学にて、第4回ミニレクチャを実施しました。

今回は東大FFP10期修了予定者の農学生命科学研究科獣医学専攻の三河翔馬さんに「犬のワクチン接種」をテーマにレクチャを実施していただきました。
ミニレクチャの実施に先立ち、事前に2回の勉強会を経て、クラスデザインや授業内容のブラッシュアップを行っています。
最終的には、導入として「ワクチンの仕組み」「人のワクチン接種」についてお話しいただいたうえで、「犬のワクチン接種」という本題に入るという構成で、大変作りこまれた資料・わかりやすい内容でレクチャが行われました。

構成は下記の通りで、ミニレクチャの後に、そのミニレクチャについてアクティブラーニングの手法説明を含めたデザインについての解説、そして、ミニレクチャについて良い点や改善点について話し合う検討会が続きます。

  • ミニレクチャ(45分)
  • ミニレクチャを題材にしたクラスデザインのミニ解説(20分)
  • ミニレクチャについての授業検討会(40分)

当日は、合計19名、東京家政大学の学生・教職員の方々にご参加いただきました。
多くの方に「大変よかった」「よかった」(5件法のアンケート)とお答えいただけたほか、次のようなご感想をいただいています。


・教員から見た授業内容の評価と議論の内容を聞くことができてよかった(学生)
・医療系の内容の勉強にもなり、たくさんの情報を得ることができた(学生)
・授業の設計について客観的に考えることができた(教職員)
・分かりやすい資料、発表のしかたなど多くを学ぶことができた(教職員)

※いただいた生のご感想を東大FFPスタッフが要約しています。

ミニレクチャに足をお運びいただいたみなさま、またミニレクチャの機会を与えていただいた東京家政大学の教職員のみなさまに、この場を借りて御礼を申し上げます。

本プログラムは東京家政大学と東京大学フューチャーファカルティプログラムの連携プログラムとしてスタートしこれで第4回目を迎えました。東京家政大学にとっては、学びの場および学生と教員が「良い授業」について対話を行う場、東大FFPにとっては実践の場となる貴重な機会です。

この度は東京家政大学図書館ラーニングコモンズの空間をお借りしました。東京家政大学の学修・教育開発センターの教職員の皆様に御礼申し上げます。

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東大FFP第10期 DAY8 SAPチャートの作成

年が明けて1月5,11日は、東大FFP第10期の最終回DAY8でした。

このDAY8では安定的にSAPチャートというものを作成します。これまでの自分を振り返り、教育や研究の自分なりの価値や意義について考え、将来の展望をするためのもので、大学院生のこの時期に作成することに意義があると考えています。以下再掲になりますが、SAPチャートの説明です。

SAPとは「構造化アカデミックポートフォリオ」(Structured Academic Portfolio; 吉田・栗田 2016)の頭文字をとったものです。もともとアカデミック・ポートフォリオは「大学教員としての活動に関する, 自己省察による記述と根拠資料を集約した書類」というもの(Seldin & Miller 2009)ですが、それが「記述内容が構造化され、作成の手順・要点が明確 」である点がこのSAPの特色です。そして、このSAP作成の準備課題として位置付けられるのがSAPチャート(Yoshida & Kurita, 2016)ですが、短時間で活動全体を(簡便ではありますが)振り返ることができ一覧性に優れていることから単独でも利用することができます。大学院生にとっては、キャリアパスを展望するのに適していること、東大FFPで学んだことを自分の教育理念とひもづけて考える契機となることから、最終回のコンテンツとしてとりいれています。

3時間半を使って作成し、途中、随時ペアで共有の時間をとり相手に説明したり相手からの質問を受けることで、リフレクションを深め、気づきを得ます。自分の教育理念や研究の価値などをあらためて他人に説明することに、最初こそ「おそるおそる」の雰囲気があるのですが、次第に「共有時間の終了」を告げてもなかなか話し終わらないくらいの熱気になります。

今回で東大FFP第10期も無事終了できたことは、1つの区切りとして感慨深いものがあります。東大FFPが開始以来5年が経過しまして、内容も初期と比較するとかなり進化しました。ようやく安定してきたと思えるようになってきたものの、やはり、毎回毎回改善すべきところは見つかるものです。担当者としては、成長を続けるプログラムでありたいと考えています。

第10期の皆様ご受講ありがとうございました。

 

 

  • ・Seldin, P., & Miller, J. E. (2009). The academic portfolio: a practical guide to documenting teaching, research, and service(Vol. 132). John Wiley & Sons.
  • ・吉田塁,栗田佳代子 (2016) 構造化アカデミック・ポートフォリオ作成の評価; 第22回大学教育研究フォーラム,238-239,2016.3.17-18,京都大学
  • ・Yoshida, L., & Kurita, K. (2016). Evaluation of Structured Academic Portfolio Chart and Workshop for Reflection on Academic Work. Procedia Computer Science, 96, 1454-1462.
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1月開催のグローバルFD主催ワークショップ

東京大学駒場のグローバルFD部門主催で、下記ワークショップが開催されます。

ご関心のある方は、詳細をご確認の上ご参加ください。

 

As part of our Global FD initiative at UTokyo, we are hosting a workshop on “Techniques for Teaching Theory in the Classroom” on Thursday, January 25 2018, 15:30-17:00. The lecturer will be Prof. , Kimberly Hutchings, Professor of Politics and International Relations, Queen Mary University of London.
Details about the workshop are listed below:

Date: Jan 25 Thursday, 2018, 15:30-17:00

Place: KIBER 314 Komaba Campus The University of Tokyo

Eligibility: All faculty, staff and students welcome!

Language: English

Admission: Free

Registration: Encouraged here but walk-in also welcome!

Inquiries: GFD committee gfd-tokyo@adm.c.u-tokyo.ac.jp
Event URL: http://www.gfd.c.u-tokyo.ac.jp/event/20180125-00001209.html

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イベント

【開催】「インタラクティブ・ティーチング」フォーラム 第1回「あらためて、シラバス」

開催報告記事は、こちら

東京大学大学総合教育研究センターと日本教育研究イノベーションセンターでは、標題のイベントを以下のとおり開催いたします。

オンライン講座「インタラクティブ・ティーチング」の動画や書籍『インタラクティブ・ティーチング』(河合出版、2017年)を利用した対面型のセッションです。これまでに2回開催してきましたBigリアルセッションの後継事業として、規模を拡大して実施いたします。

第1回となる今回は、「あらためて、シラバス」と題しまして、シラバスをテーマとしました。シラバスは、普及はほぼ100%となってはいるものの、学生にとっては多くの場合授業選択の資料にとどまり、また、教員にとってもただ何となく項目を埋めるだけのものになりがちです。しかしながら、工夫次第で学習者の学びを促すことができ、教員にとってもコースデザインのツールとなります。そういった工夫について、グループワークを交えながら学び合う場としたいと考えております。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

(以下、案内)

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「インタラクティブ・ティーチング」フォーラム

第1回「あらためて、シラバス」
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1. 日時
平成30年3月4日(日)10時~18時

2. 場所
東京大学 駒場Ⅰキャンパス 講堂ほか
www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map02_02_j.html(アクセスマップ) 

3. 対象
大学教職員、大学院生・PD、高等学校教職員、中学校教職員、一般の方など [定員300名先着順]

4. 参加費
3000円(大学院生やPDは無料)
(情報交換会に参加の方からは、別途3000円を頂戴します)

5. プログラム
10:00~10:15  趣旨説明

10:15~11:00 セッション1「あらためて、シラバス」
「インタラクティブ・ティーチング」の動画や書籍の内容を踏まえつつ、それらには掲載されていない内容についても新たに学びます(事前に募集した質問に講師が回答する時間があります)。

11:00~12:00 セッション2「テキストシラバス改善演習」

ご自身のテキストシラバスをお持ちいただき、グループワークを通して意見交換を行ないます。これを通して、学習者の学びを促し、教員自身にとってコースデザインのツールとなるようなシラバスを作成するために必要なポイントを把握します。

13:30~15:00 セッション3「グラフィックシラバス作成演習」
ご自身の授業のグラフィックシラバスを実際に作成してみます。これにより、授業の構造をより明確に伝えるために必要なポイントを把握します。

15:20~16:50セッション4(分科会) ADのいずれか一つに参加していただきます
事務局企画のセッションAと参加者企画の3セッション(B~D)を設けました。参加者企画セッションにおいては、60分間の実施後に、セッションの設計等自体を30分間で振り返ります。

A大教室でもアクティブラーニングを実現させよう(事務局企画[大人数])】
大教室での授業においてアクティブラーニングを導入する際に気をつけるべき点等の実践的な方法を共有することを目指します。

B 受講者を惹き付ける問いを作ろう〜ジグソー法・ピアインストラクション〜(参加者企画[少人数]
ジグソー法、ピアインストラクションを実施する際の「受講者を惹きつける問い」を作れるようになることを目指します。
関戸大(仙台高専)、飯盛聡士(広島城北中高)、小椋賢治(石川県立大学)

C理解者を増やそう・職場に広めよう~「現場」への展開~(参加者企画[少人数])】
自らの「インタラクティブ・ティーチング」実践について、職場や周囲の人々からの理解を得たり、必要に応じて周囲の人々をまきこみながら、「インタラクティブ・ティーチング」を同僚や周囲の人々に広めたりすることができるようになることを目指します。
伴野崇生(慶應義塾大学)、近藤猛(名古屋大学)

D模擬授業から授業を磨こう〜「アクティブに味わう短歌」を題材に〜(参加者企画[少人数]
アクティブラーニングを導入した模擬授業を検討することで、自身の授業に導入する際のポイントを把握することを目指します。
仲本早紀(大阪大学)、工藤千恵子(常盤高校)、大川宝香(神屋小学校)

17:10~18:00  まとめ
4つのセッションで学んだことを振り返り、明日からとりいれられることを明確にします。

18:15~20:00  情報交換会(任意)

6.  講師
栗田佳代子(東京大学)、佐藤浩章(大阪大学)、吉田塁(東京大学)、中村長史(東京大学、総合司会)

7事前課題
・ 動画「インタラクティブ・ティーチング」week5「もっと使えるシラバスを書こう」(学習内容の動画)を視聴する
・ 書籍『インタラクティブ・ティーチング』(河合出版、2017年)第5章「もっと使えるシラバスを書こう」を読む

8. お申込み
以下の申込フォームよりお申込ください。
https://goo.gl/forms/JczdNkFUYcT6hPDH3

9.   チラシ
告知用のチラシについては、以下よりダウンロードすることができます。
チラシ
お知り合いの方々への拡散にご協力いただければ幸いです。

主催:東京大学大学総合教育研究センター、日本教育研究イノベーションセンター
協力:河合塾、KEIアドバンス

以 上

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本件に関する問合せ先
interactivet<at>tree.ep.u-tokyo.ac.jp(担当:中村長史)までお問い合わせください。
<at>を@に替えて、件名を「IT20180304」として、ご送信いただければ幸いです
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東大FFP第10期 DAY7 模擬授業2回目

12月21,22日はDAY7模擬授業2回めでした。

今回の模擬授業2回めまでに受講生は、下記のことをしています。

  • DAY5 2例の模擬授業の検討会(目的:相互フィードバックの練習と、良い授業のメタ的な観点の獲得)
  • DAY6 小グループ(4-6人)による模擬授業改善(目的:相互のフィードバックによる模擬授業改善)

前回は4グループでしたが、今回は2グループにわかれます。クラスによってばらつきがありますが10-13人を相手に、プロジェクタや大画面モニターを使って、比較的通常の授業に近い形で授業をします。

下記が一人分のプロセスです。時間が限られているため、コメントの時間はどうしても短くなってしまいますが、その分テンポよく進みます。

模擬授業実施(6分)→フィードバック(受講生はフィードバック記入、先生役は講師から直接フィードバックを受ける)(3分)→学生役からのコメント(3分)→交代時間(2分)

これを人数分行います。

6分間というのは現実の授業とはかけ離れ、90分授業と違いリカバリーがききません。わずか6分のためにここまで時間をかけて設計をすることもないでしょう。しかし、設定された「目標」が確実に達成するために、無駄を削ぎ落とし、学んでほしいことの本質を確実に授業内容とする、という経験は、6分模擬授業だからこそできることだと思います。

 

(DAY6の小さいグループにわかれての模擬授業改善の様子)

(DAY7 模擬授業2回めの様子)

 

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【開催報告】「インタラクティブ・ティーチング」アカデミー第1回「90分授業のデザイン」

先日終了しました下記のイベントにつき、当日の模様と、次回の予告について簡略ながらご報告します。
「インタラクティブ・ティーチング」アカデミー 第1回「90分授業のデザイン」

日時:2017年12月9日(土)10時~18時
場所:東京大学本郷キャンパス 工学部2号館92B教室
参加者数:21名(定員20名)
参加費:1万円(大学院生・PDは無料)
講師:栗田佳代子(東京大学 大学総合教育研究センター)
中村長史(東京大学 大学総合教育研究センター)

1.テーマ・目的
今回のテーマは、「90分授業のデザイン」でした。「学習者の学びが深まるような授業をデザインすることができるようになる」という目的のもと、より具体的には、①クラスデザインの意義を説明できるようになる(後述する事前課題に対応)、②クラスデザインシート(本講座で紹介している授業設計のフォーマット)を用いて授業を改善できるようになる(当日午前の内容に対応)、③クラスデザインシートを用いて自身の授業をデザインすることができるようになる(当日午後の内容に対応)といった到達目標を定めました。これらの目的・目標のもと、定員を超える参加(21名)を得て、開催されました。

2.概要
反転授業型の本イベントでは事前課題が設けられていました。当日は、事前学習の復習に続いて、サンプルのクラスデザインシートを改善する演習や、自身の授業のクラスデザインシートを作成する演習を行ないました。また、メタ振り返り会と題して、このイベント自体のデザインを振り返る機会を作りました。

(1)事前学習
動画「インタラクティブ・ティーチング」および書籍『インタラクティブ・ティーチング』(河合出版、2017年)の該当章(week4、4章)を視聴・読了してくることが参加者全員に課されました。また、希望者は、自分の授業のクラスデザインシートを作成・提出することができました。

(2)当日
【1】趣旨説明(10時~13時15分)
本日のプログラム全体の目的や構成、本イベントにおけるルールを確認した後、参加者同士の自己紹介を行ないました。

【2】事前学習の復習(10時15分~10時45分)
事前学習の復習についてグループワークを交えて行なうことで、知識の定着を図りました。ここでは、クラスデザイン一般における意義や注意点を中心に改めて確認しました。

【3】クラスデザインシート改善演習(10時45分~12時30分)
サンプルとして配布されたクラスデザインシートの優れている点と改善点とを指摘するグループワーク(ポスターツアー)を行ないました。事前課題とその復習で得た知識を実践できるようになることに、その狙いがありました。なお、ポスターツアーについては、動画week2の「4.ポスターツアー」や書籍『インタラクティブ・ティーチング』の31~33頁をご覧いただければ幸いです。

改善演習の様子

 

【4】クラスデザインシート作成演習(14時~16時)
午前の改善演習で学んだポイントを踏まえて、自身の授業のクラスデザインシート作成を行ないました。個人での作成とペアでの意見交換を繰り返すことで、設定した目的・目標に沿った授業設計ができているかを確認しました。

作成演習の様子

 

【5】まとめ(16時~16時30分)
まとめでは、本日学んだことや疑問に思ったことと、それを踏まえて翌日以降に各人の現場に持ち帰るものとを、グループワークや質疑応答を通して、確認しました。

(3)メタ振り返り会(17時~18時)
事前学習と当日のデザインについて、企画者側の設計意図、参加者側の感想を、時系列に沿って相互に話し合いました。この過程を通して、企画者側の工夫が功を奏した点、まだまだ改善が必要な点、その具体的な改善策などがみえてきました。

3.参加者の反応
大学教員11名、大学院生・PD7名、高校教員1名、企業2名の計21名の方々にご参加いただくことができました。満足度について5段階評価(際立って良かった、大変良かった、良かった、まあまあ、良くなかった)で尋ねたアンケートでは、48%の方が最高評価の「際立って良かった」、同じく48%の方が次点の「大変良かった」、4%の方が「良かった」と回答されました。今回より参加費をいただくことにしましたが、一定の評価をいただけて安堵しております。更なる高評価を目指して、メタ振り返り会やアンケートで挙がった改善点を次回以降の企画・運営に活かしていく所存です。

参加者同士の学びあい(ポスターツアー)の様子

 

4.次回予告
その次回以降ですが、2018年度に、クラスデザイン、シラバス(コースデザイン)、評価(ルーブリック等)、模擬授業などをテーマとして、3ヶ月ごとを目処に定期的に開催していく予定でおります。詳細が決まり次第、お知らせいたします。皆様のご参加をお待ちしております。

参考情報
動画「インタラクティブ・ティーチング」
JREC-IN webサイト
東大FD webサイト
書籍『インタラクティブ・ティーチング』(河合出版、2017年)
https://www.kawai-publishing.jp/book/?isbn=978-4-7772-1794-6(河合出版webサイト)

中村長史
(「インタラクティブ・ティーチング」担当・特任研究員、本イベント総合司会)

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KALS programmerの募集

駒場キャンパス教養教育高度化機構アクティブラーニング部門では、下記のようなプロジェクトがはじまります。

この部門に特任助教として所属されている東大FFP第1期修了の吉田塁さんが立ち上げるプロジェクトです。教育をよりよいものに変えていく活動にご協力いただける方を募集しています。

KALS Programmerの開発テーマを決めるプロジェクトが早速明日開催されます。ショートノティスですが、関心のある方はご参加ください。

詳細は下記を御覧ください。

・KALS programmer の募集について(12月11日〆切)
http://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/kals-programmer-2017a/

・KALS Programmer テーマ決めワークショップについて(12月4日実施)
http://dalt.c.u-tokyo.ac.jp/kals-programmer-2017a-workshop/

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東大FFP第10期 DAY5 模擬授業ピアレビューの練習とまとめ(ポスターツアーの体験)

11月30日、12日1日は東大FFPの5回目でした。今回のテーマは模擬授業のピアレビューの練習とまとめです。

模擬授業ピアレビューの練習

東大FFPでは6分間模擬授業を全員が行います。そして、1回限りでの実施はなく下記のよなスケジュールです。

模擬授業の全体検討(良い模擬授業の観点の修得、フィードバックの練習)(DAY5)
小さいグループ(5-6人)での模擬授業第1回目実施+時間をかけたピアレビュー(DAY6)
模擬授業第2回目実施(今度は12-13人のグループ)(DAY7)

今回は、1.を行いました。受講生2名(異なる研究領域から立候補or指名)に先行して模擬授業を披露してもらい、それをじっくりと検討します。多角的なフィードバックを共有することで、自身の模擬授業の質をあげるために役に立ててもらうことが目的です。

まず、模擬授業実践の価値(こうした機会は実はなかなかない、こと)、グラウンドルール(3K;敬意を持って、忌憚なく、建設的に)、自身の模擬授業つくりの観点獲得の意図を伝えて、模擬授業検討に入ります。

・模擬授業の実施(6分間)
・受講生:フィードバックシート記入、講師役学生:講師からのフィードバックを受ける(3分間)
・グループにわかれて良い点と改善点について議論(12分間)
・全体で共有・ディスカッション(12分間)
(実際には全体共有は、もっとかかりました。)

そして、二人分の模擬授業が終わったら、良い点改善点の「メタ化」をグループで話し合い、共有します。この「メタ化」によって、自分の模擬授業や今後の授業作りの観点を得てもらいたいという狙いがあります。

まとめ by ポスターツアー

ポスターツアーという方法を使って、これまでに学んだことを総復習します。総復習をするとともに、「ポスターツアー」というアクティブ・ラーニングの手法を体験するという目標があります。

ポスターツアーの詳細は、こちらの動画をどうぞ。→「インタラクティブ・ティーチング」WEEK2 ポスターツアー

前回行った「ギャラリーウォーク」との比較の上でのメリット・デメリットについて考えることを振り返りの課題の一部として含めました。

アクティブラーニングの手法は、座学による知識修得だけでは実践には結びつきにくいように思います。体験することにより、その効果や逆に限界が見えてきます。自分が「使える」ところまでは保証できませんが、少なくとも、実感を頼りに、想像力は働きやすいようになっているのではないかと期待します。

(栗田)

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イベント

12月開催「グローバルFD主催ワークショップ」

東京大学駒場のグローバルFD部門主催で、下記2つのワークショップが開催されます(12月5日、12月7日)。

ご関心のある方は、詳細をご確認の上ご参加ください。

 

=1つめ(12/5開催)=

As part of our Global FD initiative at UTokyo, we are hosting a seminar on “Incorporating Student Research into Teaching, or A Tale of 23, 236 Mulinia?” on Tuesday, December 5 2017, 17:00-18:30. The lecturer will be Prof. , Patricia Kelley, Professor Emerita of Geology, Department of Earth and Ocean Sciences, University of North Carolina Willmington.

Please come and join us!
Details about the seminar are listed below:

Title: “Incorporating Student Research into Teaching, or A Tale of 23,276 Mulinia”

Students learn best by doing: when they apply what they have learned to real-world problems, for instance by conducting research. When we incorporate student research in our teaching, students benefit from improved research skills and life skills (problem solving, critical thinking, communication), as well as enhanced personal development (self-confidence, ability to work independently and in teams). At many institutions, these benefits are reserved for a select group of high-achieving students who work individually with faculty members. However, research-embedded courses can make such benefits available to a wider range of students. This lecture will discuss best practices in experiential learning and the incorporation of research in teaching by focusing on courses with embedded student research. Guidelines will be presented for how to plan and execute a course-embedded research project, along with ways to overcome the challenges involved in adopting this mode of teaching.

Date: Tuesday, Dec 5 2017, 17:00-18:30

Place: KIBER 314 Komaba Campus The University of Tokyo

Eligibility: All faculty, staff and students welcome!

Language: English

Admission: Free

Registration: Encouraged here but walk-in also welcome!

Inquiries: GFD committee gfd-tokyo@adm.c.u-tokyo.ac.jp

Event URL: http://www.gfd.c.u-tokyo.ac.jp/event/20171205-00001158.html

 

=2つめ(12/7開催)=

As part of our Global FD initiative at UTokyo, we are hosting a workshop on “Controversial Topics in the Classroom:”(How) do we dare discuss them?” on Thursday, December 7 2017, 15:00-16:30. The lecturer will be Prof. , Patricia Kelley, Professor Emerita of Geology, Department of Earth and Ocean Sciences, University of North Carolina Willmington.

Please come and join us!
Details about the workshop are listed below:
Date: Thursday, Dec 7 2017, 15:00-16:30

Place: KIBER 314 Komaba Campus The University of Tokyo

Eligibility: All faculty, staff and students welcome!

Language: English

Admission: Free

Registration: Encouraged here but walk-in also welcome!

Inquiries: GFD committee gfd-tokyo@adm.c.u-tokyo.ac.jp

Event URL: http://www.gfd.c.u-tokyo.ac.jp/event/20171207-00001159.html