2023年7月11日(火)にUTokyo Global FFDPの第6回(DAY 6)、同月18日(火)に第7回(DAY 7)を対面形式で行いました。今回のトピックは「授業演習とフィードバック(teaching practice & feedback) 」でした。受講者は前回の授業で短い授業を設計した後、2回に渡って他の参加者の前で授業を実施し、フィードバックを共有しました。
今回の経験は、参加者たちからもう一度、より長めの授業でやりたいという声が挙がったほど、素晴らしいものとなりました。私たちとしても、そのような声に応えるために新たな機会を企画できるよう努めてまいります。
以下、セッションの重要な場面(ハイライト)をご紹介します。
DAY 6・7のハイライト
今回のセッションでは、参加者の方々は小さなグループに分けられました。これらのグループでの活動はサポーターによって円滑に進められました。サポーターは、グループディスカッションの進行、時間管理、フィードバックの共有を行いました。サポーターは、UTokyo Global FFDPの第1期の参加者、もしくは東大FFP(日本語版プログラム)の参加者でした。彼らのサポートに心から感謝の意を表したいと思います。サポーターの方々のご協力がなければ、今回のセッションは成し得ませんでした。
グループにわかれた後、各参加者は短い授業を実施しました。これらの授業は、扱う内容だけでなく、教授・学習ストラテジーや教育テクノロジーの使い方も非常に多様でした。参加者が授業を終えるたびに、他の参加者は個々にフィードバックフォームに記入しました。このフォームによる筆記のフィードバックは、後日要約・匿名化されて参加者に共有されました。
休憩を挟んで、後半ではサポーターの進行のもと、参加者はフィードバックの中で最も重要な点について共有しました。このようにして、参加者は各授業ごとに口頭と筆記によるフィードバックを提供し、受け取りました。
最後に、全員がメインの教室に集合しました。そこでサポーターと講師が、各グループで起こったことと主な成果についてまとめました。また、参加者はこの演習の体験について感想を共有しました。
改めて、受講者、オブザーバー、サポーターの皆さまに大変感謝しています。ありがとうございました!
DAY 8以降も、UTokyo Global FFDPの新しいレポートをどうぞお楽しみに!
エルバス・ガブリエル博士 (講師・特任准教授)
河上愛梨(スタッフ・学術専門職員)