東京大学駒場のグローバルFD部門の主催行事として「チーム・ベースド・ラーニング ハンズオン・ワークショップ」が、5月31日(火)に開催されます。
詳しくはこちらをご覧ください。→ 5月31日(火)開催「グローバルFD主催ワークショップ」の紹介
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東京大学駒場のグローバルFD部門の主催行事として「チーム・ベースド・ラーニング ハンズオン・ワークショップ」が、5月31日(火)に開催されます。
詳しくはこちらをご覧ください。→ 5月31日(火)開催「グローバルFD主催ワークショップ」の紹介
東京大学 ファカルティ・ディベロップメント(東大FD)のウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
東京大学大学総合教育研究センターではこのほど、本サイトをリニューアルしました。
キャッチフレーズ「大学で教える」を学ぼう に沿って検索項目を「目的別に探す」に絞ることで到達しやすくし、東大FDのロゴを活用しながら、画面や写真を落ち着いた色調でまとめています。
(トップページ)
*リニューアルで目指している点や特徴は、以下などです。
・利用者が閲覧しやすく、目的の情報を探しやすいようなデザイン
・大学教員・学生・研究者に合わせた色使いとデザイン
・スマートフォンやパソコンでの閲覧に対応するレスポンシブ形式を採用
・ファカルティ・ディベロップメントに特化したウェブサイトとして、学内外の教員が集まるサイトを目指している
・プログラムを紹介する静的なページと「ティーチングのヒント」コーナーのように順次紹介していく動的なページを織り交ぜている
(メニュー画面)
「教える際のヒント集」「英語ページ」などの公開も順次、行います。さらなる充実にどうぞご期待ください。
東京大学駒場のグローバルFD部門(GFD)では、GFDプログラムシリーズ「高等教育におけるダイバーシティ」の集大成として「アカデミーの多様性、公平性、包括性に関する学際的なラウンドテーブル」を、3月23日(水)夜に開催します。
詳しくはこちらをご覧ください。3月23日開催「グローバルFD主催イベント」の紹介
ジグソー法 (Jigsaw Method)
協調学習(*)の支援方法です。 *グループ活動を支援するための方法
ジグソーパズルのように各パーツを組み合わせると全体像や内容が理解できたり、多角的アプローチができたりします。課題の適切な準備が肝要です。
アメリカの社会心理学者であり、カリフォルニア大学サンタ・クルーズ校の名誉教授でもあるエリオット・アロンソン(Elliot Aronson)が1970年代に提唱しました。
(1)英文の長文課題をA・B・Cのパートに分けます。
(←教材の準備と分割)
(2)学生を3グループ(このグループをエキスパートグループと呼びます)に分け、資料A・B・Cを配布します。
各グループのメンバーは協力して、英文を和訳しましょう。
(←教材の配布とグループワーク)
(3)A・B・Cを訳した各グループから一人ずつ出て、グループを再編成します。各パートを訳した学生が一人ずついる構成です。
(←グループの再構成)
(4)新グループ(ジグソーグループ)メンバーは自分が訳した部分を披露、英文和訳の全体をまとめましょう。
(←ジグソーグループでのワーク)
(5)ジグソーグループごとに、和訳を発表しましょう。
(6)全体で60分程度かかります(参加者の総数やグループ数にもよります)。
(イメージ写真)
・学習者一人ひとりに責任感を持たせることができます。
・コミュニケーションをトレーニングできます。
・意見が違うことを許容する姿勢を育めます。
・学びを深める課題を作成することが必要です。
・再構成のため、時間配分に注意しましょう。
・人数の割り振りがうまく行くよう、注意しましょう。
こちらをご覧ください → ジグソー法の事例 – 東京大学ファカルティ・ディベロップメント | 東大FD |
こちらをご覧ください → ジグソー法に関する動画
東京大学駒場のグローバルFD部門の主催行事として、John Augeri 博士をゲストスピーカーとするワークショップが、11月10日(水)夜に開催されます。
テーマは「情報管理と共同作業のためのマインドマッピング」。このワークショップではマインドマップの基本と、学術的に典型的な使用例を紹介し、主要なソフトウェアのハンズオンタイムを提案します。
詳しくはこちらをご覧ください。11月10日開催「グローバルFD主催ワークショップ」の紹介 – 東京大学 大学総合教育研究センター
2017年9月19日本郷キャンパスにて、プレFFPを開催しました。大学院生やポスドク、教員の方々30名にご参加いただきました。
2時間にわたるプログラムでは、下記のトピックを扱いました。
これらのトピックをあつかうなかで、アクティブラーニングの方法も学びつつ体験していただきました。参加者の方々も初対面の方々がほとんどでしたが、すぐに打ち解け、積極的にグループワークに取り組んでいただけたようです。東大FFPの内容の一端を知る機会となったようで、開催側としてほっとしております。
現在、東大FFPは、第10期本エントリー受付中です。本プレFFPは、今後も東大FFPの説明会として、また、教え方について学べるミニ講座的位置付けとして、開催を継続していく予定です。
東京大学フューチャーファカルティプログラムでは、好評につき、第3回ファカルティ・ランチョンを開催いたします。
テーマは「授業の効率化やその工夫」です。過去のみなさまの教育経験や、学生と接した経験をもとに、様々な工夫について情報共有するとともに、ディスカッションを行いたいと考えています。
対象は、東京大学の教職員および東大FFPの受講者です。「大学で教える」ことにご関心のあるみなさまの、幅広いご参加をお待ちしています。
参加をご希望の方は、次のフォームから登録をお願いします。
https://goo.gl/forms/0U4z3IrJSHYpwLl43
以下、開催概要です。
==
・開催日時
2017年7月24日(月), 12:10~13:00
・会場
第二本部棟 3階308 センター長室
http://www.he.u-tokyo.ac.jp/home/access/
・対象
東京大学の2017年度新入教職員
東京大学フューチャーファカルティプログラム受講者
その他東京大学の構成員
・定員
約15名(定員に達し次第締め切ります。)
・持ち物
ランチ・飲み物を必ずご持参ください。
==
・主催
東京大学 大学総合教育研究センター 東京大学フューチャーファカルティプログラム
お問い合わせ https://dev2.utokyofd.com/contact/
東京大学フューチャーファカルティプログラムのリサーチ支援の一環として、下記プログラムを開催します。英語アブストラクト作成による英語表現、および英語のプレゼンテーションについて基礎から学べるプログラムです。
若手研究者のための英語でまとめるアブストラクトの書き方〜世界を舞台に躍進するための「万能ツール」
【日時】7月26日~28日(3日間) 14:55~18:35(毎日4−5時限)
【場所】情報学環本館6階実験室
【講師】William H. Coaldrake ウィリアム・コールドレイク
【対象】本学に在籍する教員、ポスドク、特任研究員など
【概要】
アブストラクトは博士号の取得からノーベル賞の審査まで幅広く用いられ、学者としてのキャリアを積むには、その全ての段階で必ず使われているものです。
今回のコースでは、ワークショップのかたちで国際的に効果的でインパクトがある100−250ワードのアブストラクトの簡単な書き方を学びます。基本方針は自分の研究成果の核を絞り込み、更に磨き込んでコンパクトな「アブストラクト」にまとめることです。
ここでは特に高度な英語力は必要とされませんが「アブストラクト」の雛形に沿った英語での簡潔な表現を学びます。その上でこの「アブストラクト」を会議やゼミでの発表のために、いかに20分以内の「パワーポイント」でまとめるかを学んでいきます。
参加希望者は、事前に自分で完成した研究論文について、各自日本語で「アブストラクト」を書き、それに出来れば英語による「アブストラクト」を付けた試案を準備してください。
詳しい情報は、以下のホームページを参照してください。
http://www.abstractjp.com/ja/syllabus
参加希者は、こちらのフォームから登録をお願いします。
ただし定員20名に達した場合はその時をもって締切とします。(申込フォームがクローズします。)
本日、第2回ファカルティ・ランチョンを開催いたしました。下部に配布資料があります。
簡単に開催概要と、次回の予告についてご報告します。
様々な研究科・部局などから、合計で約10名の方々にご参加いただきました。
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1) 本日のテーマ
本日のテーマは、前回に引き続き「モチベーション」でした。
モチベーションの引き出し方に関するARCSモデルをご紹介し、議論の導入にしました。
2) 参加者の「悩み」の共有とディスカッション
まず、一人で自分の授業についてのARCSモデルの観点からの学生のモチベーションをあげる工夫について考え、続いて3人グループでそれを共有しました。続いて全体で、良い取り組みや「悩み」の解決法を議論しました。
議論された「悩み」の例およびその解決案は次のようなものです。
「90分間の授業で学生にどうやって成功体験をさせるか?」
→・冒頭に到達目標を示し、最後にあらためて示してそれを確認する
・グループワークなどで、ふりかえりの時間を設けることで、行ったことをふりかえり達成感をもたせる
・タスクを小さくし、スモールステップを設けて、達成感を多く持たす機会を作る
「オムニバスの講義での途中からの担当時や大教室での講義において、モチベーションがあがっていない中、ワーク参加のモチベーションを高めるにはどうするか?」
→・グループワークなどを導入する際には、必ずその意図や効果も説明する
・学生のニーズにうまく合わせた授業設計や、人数設計を試みる
3)参考文献
特に今回の話題提供に関連する参考図書です。
ケラー J.M.著、鈴木克明訳 (2010)『学習意欲をデザインする –ARCSモデルによるインスト落書なるデザイン-』北大路書房 (Keller, J. M. (2009). Motivational design for learning and performance: The ARCS model approach. Springer Science & Business Media.)
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次回ファカルティ・ランチョンは7月に開催を予定しています。
詳細は近日中に告知をいたしますが、現在のところ7月中旬~下旬を予定しています。
テーマは「授業の効率化やその工夫」の予定です。
ぜひ参加をご検討ください。
配付資料
2017.06.21_第2回 ファカルティ・ランチョン4up
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