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参加可否のご連絡「インタラクティブ・ティーチング」Bigリアルセッション第2回

2017年8月20日開催の「インタラクティブ・ティーチング」Bigリアルセッション 第2回「ルーブリックを極める」は、定員の2倍以上の応募をいただいたため、抽選を行ないました。多数のご応募をいただきましたことに改めまして感謝申し上げます。

6月7日に、参加の可否を応募いただいた際のアドレスにお知らせしておりますが、受け取っていらっしゃらない方は、interactivet<at>tree.ep.u-tokyo.ac.jp (担当:中村長史)までお問い合わせください(お知らせメールが不着の方がいらっしゃいます)。<at>を@に替えて、件名を「IT20170820」として、ご送信いただければ幸いです。よろしくお願い致します。

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【開催報告】第1回フレンドシップ・ランチョン実施しました

6月5日にフレンドシップ・ランチョンが法文2号館で行われました。ややわかりにくい場所で申し訳なかったですが、当初の申し込み者だけでなく、当日飛び入りの参加者も含め14名の方々にお越しいただきました。

豊かな大学生活への第一歩v1.2 を配布して4人程度のグループにわかれ、この冊子にあるような日本での学生生活における何気ない疑問その他について意見交換をしました。留学生・日本人が混ざった各グループでは和やかに会話がはずんでいました。

気軽に話せる場として、今後も続けていきたいと思います。

以下、第2回の開催概要です。お気軽にお越し下さい。
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・開催日時 第2回:2017年7月10日, 12:10~13:00

・会場 法文2号館2階 2201, 2202

・対象 東京大学の学内者限定ですが、学部生・大学院生・教職員のどなたもご参加いただけます。

・言語 日本語

・昼食(ランチ・飲み物)を必ずご持参ください。

・申込みフォームはこちら

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2017年度 日本学術振興会特別研究員 申請書作成ワークショップ 実施報告

概要

2017年3月26日、4月16日、30日に、日本学術振興会(以下、学振)の特別研究員へ応募するための申請書の作成を支援するワークショップを実施しました。
ここでは、申請書を作成する人をメンティー、その作成を支援する人をメンターと呼びます。全3回で作成者のべ44名、メンターのべ25名、計69名のワークショップとなりました。
今回のワークショップは2016年度ワークショップの反省を活かし、申請書作成のポイントを全体共有するため、申請者1名が前で自分の申請書について説明し、そのコメントを全体で行う全体レビューの時間を設けました。
ワークショップは、オリエンテーション、全体レビュー、ピアレビュー、申請書レビュー、メンタリング、振り返りの流れで行われました。

参加者のチームおよびグループ編成

このワークショップでは、メンター1人とメンティー最大2人のチームを作りました。
また、チームを2つ合わせたグループも作りました。
後述するピアレビューはグループで、メンタリングはチームで行いました。

ワークショップの具体的な流れ

13:00~13:20 オリエンテーション

WSの趣旨や流れの説明、参加者の自己紹介が行われました。

13:20~14:00 公開レビュー

まず、メンティーのボランティアを募り、1名前に出てきていただき、メンティーが作成したワークシートを用いて内容に関する説明(5分間)をしてもらいました。
その後、申請書の改善に関する議論(10分間)をまずチームで行いました。そして、それをふまえてどのような議論が行われたかを全体で共有し、合わせて申請書を作成する具体的なコツも共有しました。

14:00〜15:00 ピアレビュー

今度はグループに分かれ、メンティーがワークシートを用いて内容に関する説明(5分間)をした後、申請書の改善に関する議論(9分間)を行いました。
グループは、基本的にメンティーが4名、メンターが2名で構成されているため、上記のプロセスを4回繰り返しました。
ワークシートを用いて、内容の構成やロジックに改善点がないかを中心に議論しました。

15:00~15:30 申請書レビュー

次のメンタリングに入る前に、申請書を読む時間を設けました。
グループは、基本的にメンティーが2名、メンターが1名で構成されているため、メンターはメンティー2名分の申請書、メンティーはもう1名の申請書を読み、改善点を考えました。

15:30~17:45 メンタリング

メンターとメンティーが一対一で1時間を目安に申請書の改善に関する対話(メンタリング)を行いました。
メンタリングを受けていないメンティーはその様子を PC でメモし、適宜フィードバックも行いました。

17:45~18:00 振り返り

ワークショップを振り返り、学んだことを共有しました。

ワークショップの良かった点、改善できる点

前回の反省を活かし、申請書に関する全体での議論ができたことは非常に良かったと思います。
全体レビュー後に、ワークシートや申請書のレビューをする時に、「全体レビューでもあったように…」とひもづけられることによって、全体レビューの時の議論の復習にもなり、申請書作成のポイントをより身につけてもらえるように感じました。
3年間にわたる実施および改善により、ワークショップ自体の設計は質が高くなってきましたが、事前課題に改善の余地があります。
事前課題用にワークシートやチェックシートを用意しているのですが、使われた具体例がないため、どのように書けば良いのかわからない、という声がありました。
そこで、今後はワークシートやチェックシートの具体例を提示する必要があると感じました。
また、メンターによる申請書の評価をしていないため、ワークショップを通してどの程度質が向上したかも不明確です。
現在、自己評価用にチェックシートを用意していますが、メンターがそれを用いて担当の申請書をチェックするのは負担が大きい状況です。
そこで、実際に用いられている評価基準などを用いることにより、申請書の質を可視化することが肝要だと感じました。

おわりに

まだ改善の余地があるワークショップではありましたが、多くのメンティーが満足してくれていたようでした。
また、メンターも申請書の作成のコツを共有することができ、満足されている様子でした。
それらをふまえると、全体としてはやって良かったと感じています。
今後も、今回の反省を活かして、よりよいワークショップを作っていきたいと思います。

(付録)ワークショップ実施の背景

日本学術振興会特別研究員は、研究者になる上で重要な肩書きと言っても過言ではありません。実際、特別研究員になった者を対象にした5年経過後調査では、80.5%が「常勤の研究職」に就いています(日本学術振興会 2015)。
また、特別研究員の申請書を作成することを通して、研究内容や計画が洗練されていくことを、一度でも書いた方は感じられたのではないでしょうか。
そういった意味では、特別研究員になること自体のみならず、申請書を作るプロセスにも価値があるといえます。

1人で試行錯誤しながら作成することも重要かもしれませんが、私としては作成に関して知恵があるならば、それを共有した方が、全体として申請書の質が向上し、ひいては研究の質が向上すると強く感じ、本ワークショップを企画、実施いたしました。

【参考文献】
日本学術振興会(2015)特別研究員-DCの就職状況調査結果について,https://www.jsps.go.jp/j-pd/data/pd_syusyoku/27_dcgaiyou.pdf(2017年4月3日参照)

(東大 FFP 1期生 吉田塁)

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〆切早めます!「インタラクティブ・ティーチング」Bigリアルセッション第2回(8/20開催)

2017年8月20日開催の「インタラクティブ・ティーチング」Bigリアルセッション 第2回「ルーブリックを極める」について,おかげさまで当初の見込みを上回るペースでお申し込みをいただいております。

つきましては、当初6月15日(木)としておりました申込締切日を6月6日(火)午前9時に早めます
ご参加を希望される方は、こちらの<申込フォーム>よりお申込ください。
なお、本イベントは、事前にお知らせしておりましたとおり、定員を上回りました場合は抽選により参加者を決定させていただきます。
ご参加の可否は、年明けの6月7日(水)のうちに、ご登録いただいたメールアドレスにご連絡させていただきます。
早々にお申し込みいただいた方々には大変恐縮ですが、今しばらくお待ちいただきますようよろしくお願い申し上げます。
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「第2回ファカルティ・ランチョン」開催のお知らせ

東京大学フューチャーファカルティプログラムでは、先日の第1回に引き続き、第2回ファカルティ・ランチョンを開催いたします。

テーマは前回内容を踏襲し、「学生のモチベーションをひきだす・保つ・あげる工夫」です。第1回では話しきれなかった内容や、新しい参加者の悩みをもとに、情報共有やディスカッションを行いたいと考えています。
今回はモチベーションのヒントとしてARCSモデルを紹介します。対象は、東京大学の教職員および東大FFPの受講者です。「大学で教える」ことにご関心のあるみなさまの、幅広いご参加をお待ちしています。

参加をご希望の方は、次のフォームから登録をお願いします。
https://goo.gl/forms/kOlgloEOpInz6nZ42
以下、開催概要です。
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・開催日時
2017年6月21日, 12:10~13:00

・会場
第二本部棟 3階308 センター長室
http://www.he.u-tokyo.ac.jp/home/access/

・対象
東京大学の2017年度新入教職員
東京大学フューチャーファカルティプログラム受講者
その他東京大学の構成員

・定員
約15名(定員に達し次第締め切ります。)

・持ち物
ランチ・飲み物を必ずご持参ください。

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・主催
東京大学 大学総合教育研究センター 東京大学フューチャーファカルティプログラム
お問い合わせ https://dev2.utokyofd.com/contact/

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【開催間近】「フレンドシップ・ランチョン」開催のお知らせ

下記「フレンドシップ・ランチョン」が開催間近になりました。
参加をご希望の方は、お早目の登録をお願いいたします。

(以下再掲です)
留学生・日本人(教職員・学生)の交流のための「フレンドシップ・ランチョン」を開催いたします。留学生、日本人(教職員・学生)が一緒に、お昼ご飯を食べながらゆるく交流をしようという企画です。
この機会に、相互理解を深めてみませんか?

参加をご希望の方は、留学生・日本人(教職員・学生)のどちらの方も、次のフォームから登録をお願いします。
https://goo.gl/forms/yVndYnsluV8Ejpbu2

以下、開催概要です。
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・開催日時
第1回:2017年6月5日, 12:10~13:00
第2回:2017年7月10日, 12:10~13:00

・会場
法文2号館2階 2201, 2202

・対象
東京大学の学内者限定ですが、学部生・大学院生・教職員のどなたもご参加いただけます。

・言語
日本語

・昼食(ランチ・飲み物)を必ずご持参ください。

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・主催
東京大学 大学院人文社会系研究科・文学部 日本語教室
東京大学 大学総合教育研究センター 東京大学フューチャーファカルティプログラム

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東大FFP第9期 DAY5 模擬授業ピアレビューの練習とまとめ(ポスターツアー)

5月24日、25日は東大FFPの5回目でした。今回のテーマは模擬授業のピアレビューの練習とまとめです。

模擬授業ピアレビューの練習

東大FFPでは6分間模擬授業を全員が行います。模擬授業1回限りでの実施はなく下記のスケジュールにしたがいます。

  1. 2つの模擬授業について、学生相互にフィードバックをかけるピアレビューの練習(DAY5)
  2. 小さいグループ(5-6人)での模擬授業実施+時間をかけたピアレビュー(DAY6)
  3. もう一度模擬授業実施(今度は12-13人のグループ)(DAY7)

今回は、1.のピアレビュー練習を行いました。フィードバックの観点を持たないままフィードバックをしても、有益にはならないためです。また、自身の模擬授業の質をあげるために役に立ててもらう意図もあります。受講生2名に先行して模擬授業を披露してもらい、それをじっくりと検討します。

まず、模擬授業実践の価値(こうした機会は実はなかなかない、こと)、グラウンドルール(3K;敬意を持って、忌憚なく、建設的に)、自身の模擬授業つくりの観点獲得の意図を伝え、模擬授業検討に入ります。

  • ・模擬授業の実施(6分間)
  • ・受講生:フィードバックシート記入、講師役学生:講師からのフィードバックを受ける(3分間)
  • ・グループにわかれて良い点と改善点について議論(12分間)
  • ・全体で共有・ディスカッション(12分間)

(実際には全体共有は、もっとかかりました。)

そして、二人分の模擬授業が終わったら、良い点改善点の「メタ化」をグループで話し合い、共有します。この「メタ化」によって、自分の模擬授業や今後の授業作りの観点を得てもらいたいという狙いがあります。

 

まとめ by ポスターツアー

ポスターツアーという方法を使って、これまでに学んだことを総復習します。総復習をするとともに、「ポスターツアー」というアクティブ・ラーニングの手法を体験するという目標があります。

木曜・金曜どちらのクラスも、どうグループを組んでもすぐにチームで課題に取り組める雰囲気ができています。今回もどのグループも与えられたトピックのポスターを効率よくつくり、しっかりと一人ひとりが説明できていました。

前回行った「ギャラリーウォーク」との比較の上でのメリット・デメリットについて考えることを振り返りの課題の一部として含めました。

やはり、こうしたアクティブラーニングの手法は体験することによる学びが大きいように思います。自分が「使える」ところまでは保証できませんが、少なくとも、実感を頼りに、想像力は働きやすいようになっているのではないかと期待します。

(栗田)

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公開! JREC-IN Portal「インタラクティブ・ティーチング」

東京大学大学総合教育研究センターと日本教育研究イノベーションセンターは、オンライン講座「インタラクティブ・ティーチング」を JREC-IN Portal でも公開いたしました。
JREC-IN Portalは、国立研究開発法人 科学技術振興機構が運営されている「研究者・研究支援者・技術者等の研究人材のキャリア形成・能力開発を情報面から支援する研究人材のためのポータルサイト」です。
このポータルサイトの「研究人材のためのe-learning」に、この度「インタラクティブ・ティーチング」が加わることとなりました。

すべてのレッスンを修了すると、修了通知をダウンロードすることができます。
この機会に、是非、動画を視聴していただければ幸いです。
内容の詳細につきましては、JREC-IN Portal 「インタラクティブ・ティーチング」をご覧いただければ幸いです。

「インタラクティブ・ティーチング」がより多くの方の元に届くことを願っております。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。

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本件に関する問合せ先
interactivet(at)tree.ep.u-tokyo.ac.jp(担当:中村長史)までお問い合わせください。
(at)を@に替えて、件名を「IT_JREC-IN」として、ご送信いただければ幸いです

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「第1回ファカルティ・ランチョン」開催報告

本日、第1回ファカルティランチョンを開催いたしました。下部に配布資料があります。
簡単に開催概要と、次回の予告についてご報告します。

様々な研究科・部局などから、合計で9名の方々にご参加いただきました。

1) 本日のテーマ
本日のテーマは「モチベーション」でした。
「期待」「価値」「環境」に着目した学習に関する研究知見をご紹介、議論の導入にしました。

2) 参加者の「悩み」の共有
これに対して、参加者から学生のモチベーションに関する「悩み」として、次のようなものが挙がりました。
「授業や研究室のミーティングに学生が来ない」
「民間就職する学生が、研究に意欲を示さない」
「演習系講義でのモチベーションの引き出し方が難しい」

3) 参加者間のディスカッション
続いて参加者間で、まずはペアを作り、続いて全体で、ミニレクチャを活かした「悩み」の解決法を議論しました。
代表的には、次のような視点が挙がりました。
「授業を通じたゴールをどのように達成するか、スモールステップを作ることで、成功期待を高める」
「論文や研究で得られる『価値』がなにかを学生にはっきり示す」

4)参考文献
今回の話題提供の参考図書です。

・スーザン A. アンブローズ,マイケル W. ブリッジズ,ミケーレ ディピエトロ,マーシャ C. ロベット,マリー K. ノーマン, 栗田佳代子訳 (2014)『大学における「学びの場」づくり よりよいティーチングのための7つの原理』玉川大学出版部(Ambrose, S. A., Bridges, M. W., DiPietro, M., Lovett, M. C., & Norman, M. K. (2010). How learning works: Seven research-based principles for smart teaching. John Wiley & Sons.)
本日のモチベーションについて詳細に解説されている書籍です。

・栗田佳代子・日本教育研究イノベーションセンター編(2017)『インタラクティブ・ティーチング』河合出版
MOOC「インタラクティブ・ティーチング」の内容が書籍化されたものです。「学習の科学」のところでモチベーションについてふれています。次の動画もあわせて御覧ください。 (week3学習の科学) https://dev2.utokyofd.com/mooc/contents

好評につき、次回ファカルティ・ランチョンも開催を予定しています。
詳細は近日中に告知をいたしますが、現在のところ6/21(水)の12:10-13:00を予定しています。
テーマは引き続き「モチベーション」で、本日議論しきれなかった内容などを中心に、議論を深めていきます。
ぜひ参加をご検討ください。

 

配布資料

2017.05.17_第1回 ファカルティ・ランチョン_v1_4up