} UTokyo FFP – ページ 10 – 東京大学ファカルティ・ディベロップメント | 東大FD | TODAI FD.COM | 東京大学
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【関戸のFFP日誌 vol.4】DAY4「それは本当に評価しないといけないこと?」

Day 4「評価」
・前回の復習
・目的・目標の提示
・評価の意義
・評価の基礎知識(総括的評価と形成的評価)
・ルーブリック(ルーブリックの作成演習)
・振り返り

一般に評価といって想起されるイメージは、学生にとっては合否を決めるための「最後の審判」であり、教員にとっては面倒なペーパーワークであったりします。このイメージを学習者にとっては学びを支援する「伴走者」「羅針盤」、教員にとっては学習者の理解を確認しながら授業を改善するための「教育活動の支援のツール」というイメージに変えて欲しいという講師のメッセージから今回の授業は始まりました。

評価には総括的評価と形成的評価があります。期末試験のように学習終了後に成績評価のために使うのが総括的評価、学習中に学習活動を支援する目的で行うのが形成的評価です。形成的評価は馴染みのある言葉でフィードバックと言い換えても良いかも知れません。総括的評価だけですと、評価がゴールになってしまい、学習者にとっては試験一発勝負、試験が終われば後は学んだことを忘れていくだけになってしまいます。こうならないよう「評価がスタート」になり、学習者が学び続けるために必要なのが形成的評価です。

授業後半は、形成的評価のツールであるルーブリックをグループで作成しました。多くのグループから「この課題でこの観点は評価するべきこと?」「なんだか形式的になり過ぎて、本来評価したいことが評価できなくなっていない?」などという声が聞こえてきて「どんな学びを促したくて評価をしているのか?」を教員が問い直す教育改善のツールとしてのルーブリックの役割が受講者に伝わっているのを感じました。

「学びを促す」という目線で評価を見直すと、それがルーブリックであれ試験であれ「それは本当に評価しないといけないことか?」という問いに向き合わないといけません。「これが絶対正しい」「これで完璧」という評価も授業も無いからこそ、終わることのない改善を続けて行く、教育改善とは、講師の言葉を借りると「サグラダ・ファミリアを作り続ける」ようなもののようです。

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開催報告「第11回図書館ミニレクチャ」

2018年11月8日に第11回図書館ミニレクチャを開催しました。

今回からは会場を総合図書館のライブラリープラザに移して開催いたしました。
内容は第10回同様に、東大FFP受講生(11期)が授業内で実施した「模擬授業」の発表を行いました。
模擬授業に関する詳細や、前回の開催の様子はこちらをご覧ください。

当日は、大学院生や学内教職員の方々のほか、他大学の教職員の方などを含む17名(発表者を含む)の方々にご参加いただきました。
「東大FFPに対して興味を持ったか」という5点満点の質問では4点以上がおよそ75%、ミニレクチャ・プログラムの満足度を10点満点で聞いた質問では9点以上が約70%近くと、高評価をいただいております。

図書館ミニレクチャは今後とも継続して開催予定ですので、次回開催の際には改めてウェブサイトで告知をいたします。

最後に、この場を借りて、ご協力をいただいた東京大学図書館のスタッフに心より感謝を申し上げます。

 

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*当日の動画:こちらをご覧ください → 東大院生によるミニレクチャプログラム 第11回 | UTokyo TV (todai.tv)

 

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【関戸のFFP日誌 vol.3】DAY3「逆向き設計で学びやすいコースをデザインする」

Day 3「シラバス~学びに寄与するシラバスとコースデザイン~」
・前回の復習
・目的・目標の提示
・シラバスとは
・シラバスの目的と目標の設定演習
・コースデザイン(グラフィックシラバスの作成演習)
・学習を促すシラバスへの改善演習
・振り返り

今回の授業は、学生の学びを促すシラバスとコースデザインについてです。

授業の冒頭で前回の復習をペアワークで行いました。やり方は、前回のキーワード7つについて初学者(この授業を受けていない同級生)でも分かるようにペアで交互に説明するという方法で、受講者のウォームアップとしても知識の定着としても効果的なので早速自分の授業に取り入れたいなと思いました。

シラバスは学生にとっては授業選択に使うだけではなく学習を促すものであり、教員にとってはコース(FFPでは一回一回の授業を「クラス」、連続した授業全体を「コース」と定義しています)をデザインするための有効なツールです。

まず目的と目標を設定し、目標が達成されたことをどのような方法で確認するか、すなわち評価方法を定めて、授業内容や方法を決めて行きます。学びを促せない授業は、授業内容と方法が先に決まっていて後付けで目的と目標、評価方法設定していることが多いようです。これとは逆に、目的と目標をしっかりと設定し、それを学生が達成するためには、何をどんな方法で学ばないといけないかと精査しながらデザインするためBackward Designと呼びます。
楽しそうにコースデザインしていた受講者の「本当はこういうのが受けたかったと思うコースをデザインすれば良いんですね」というコメントがBackward Designの本質を突いているなと感じました。

コースデザインのコツは教える側(専門家)が無意識にできているが故に「なんで学生はこんなことができないんだろう」と思ってしまいがちな部分(専門家の盲点)を意識し、学生が学びやすくなるように「足場かけ」をしてあげることと同時に、コースの中で学生が自立した学習者になるために徐々にその足場を外してあげることだそうです。3回目となる今回の授業で、授業の時間の半分以上を受講者の活動に当てつつ、学びを受講者に委ねるという足場外しを講師が実践しているのが印象的でした。

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【関戸のFFP日誌 vol.2】DAY2「目的・目標が明確だとモチベーションが高まる」

Day 2「クラスデザイン」
・目的・目標の提示
・モチベーション(反転学習)
・クラスデザイン
・アクティブ・ラーニング
・クラスデザインの演習
・振り返り

今回の授業は、授業における目的・目標とモチベーションの関係、モチベーションを維持しながら学びを深める授業デザインについてです。

前回の授業について「目的・目標が明確になっていて、授業の受け手の心構え、気持ちをセットされた」という感想が受講者からありました。学習者にとって「なぜこの科目を学ぶのか?」「何ができるようになるのか?」が明示されていることはモチベーションの喚起と維持につながります。FFPの面白いところは手品を観ながら種明かしをされるような感覚で、受講者が、自分が経験している学びの体験をメタな視点からも観られるようになることです。

モチベーションについて講義が必要な部分(関連する基礎理論など)は動画を観てくることを事前課題とし、この授業の中では「授業が上手くいかない教授へのアドバイス」をグループで考える活動を通して知識を活用しながら深めていました(反転授業)。また、アクティブ・ラーニングの手法の紹介では、ピア・インストラクションについて実際に体験して効果を学びました。
今回の授業ではアクティブラーニングの手法として反転授業とピア・インストラクションを経験し、他の手法については紹介だけに止まりましたが、講師に聞くと「コース全体を通して代表的な手法をそれぞれ一回は経験するようにデザインされている」そうです。

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【関戸のFFP日誌 vol.1】DAY1「学びの場を作る」

「場づくり(仲間を知る&1分間研究紹介)・高等教育を知る」
・目的・目標の提示
・アイスブレイク(他己紹介)
・1分間研究紹介(受講者によるワークとフィードバック)
・高等教育の現状
・振り返り

授業前の受講者たちは、教室に知り合いが殆どいなくて、皆の前で自分の研究を1分間で紹介するという課題が出されていたこともあり、緊張し張り詰めた雰囲気でお互いに余り会話もなく座っていました。
「これでグループワークは上手く回るのかな?」と不安に思いましたが、授業が始まって20分ほどした頃のアイスブレイクでは空気が一気に和やかになり、その後の1分間研究紹介は、お互いの研究紹介を楽しそうに聴き真剣にグループで議論しながらフィードバックをし、授業が終わる頃には、受講者たちもお互いにすっかり打ち解けていました。

冒頭に講師が、この回の目的を「ともに学ぶ仲間を知ることにより、受講の意図を明確に持つ」、目標を「仲間の名前を5人以上覚える」と「仲間」というキーワードを繰り返したことでお互いを仲間だと思って学び会えたのだと思います。授業デザインも、授業冒頭は受講者が答えやすいクローズ質問(「はい」「いいえ」など答えが決まっている質問)で参加を促し、徐々にアイスブレイクの他己紹介、少し複雑なグループでのフィードバックに繋げるというように、簡単な活動から徐々に複雑な活動にスムーズに繋がるように丁寧に設計されていて効果的でした。

今回のメイントピックである1分間研究紹介は、実際の授業で「先生が自分の研究の価値や面白さを伝えることで、学生からの信頼を獲得する」ことに繋がります。プレゼンへのフィードバックを、講師と他の受講者から受け、課題として動画撮影した自分の発表を見直し振り返り学ぶという、なかなか得られないリッチなプレゼンのトレーニングです。講師から全体への「ニュースキャスターのように完璧に話しても、研究の面白さは伝えられない」というフィードバックに、授業では上手く話すことより自分の人間性を出しながら安心して学べる場を作ることが大切だなと気づかされました。

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【開催】「第11回東大院生によるミニレクチャプログラム」

11月8日(木)に「第11回東大院生によるミニレクチャプログラム」を開催いたします。

会場を総合図書館のライブラリープラザに移して、心機一転の実施になります。
今回も第10回同様、「東大FFP11期修了者のうち、高評価だった模擬授業」を一般公開する形で行われます。

東大FFPの授業では、「6分間でアクティブな模擬授業を行う」というコンテンツがあり、主要な課題の一つになっています。
元々全受講者が授業時間中に、同期受講者に対して実施するものです。
しかし、せっかく作りこんだ内容でもあり、また幅広いご専門の方のお話が純粋に「おもしろい」ということもあり、一般公開に至りました。
「短い時間で、多様なコンテンツについて学べる」という、新しい形のミニレクチャプログラムを体験してみませんか?

詳細は下記をご確認のうえ、お申し込みください。

みなさまのご参加を、お待ちしております。

–—
日時:2018年11月8日(木) 17:00~19:00(16:30受付開始)

※今回は事前勉強会の開催はありません。

レクチャ内容:
ミニレクチャ1「『日本語学概論』ことばのゆれ 〜ら抜きことば〜」:講師 田中弥生さん(総合文化研究科)
ミニレクチャ2「濁音を探せ! 〜仮名文献の濁音の歴史〜」:講師 佐藤嘉惟さん(総合文化研究科)
ミニレクチャ3「倫理学的に考えるための道具 〜一貫性の要求〜」:講師 三羽恵梨子さん(医学系研究科)
ミニレクチャ4「●●はタバコと同じくらい健康によくない? 〜健康の社会的決定要因(SDH)を知ろう〜」:講師 西岡大輔さん(医学系研究科)
ミニレクチャ5「Yanny or Laurel? 〜音の錯覚から迫る知覚の個人差〜」:講師 野村圭史さん(総合文化研究科)

東大FFPで教え方を学んだ成果を活かして専門外の人にもわかりやすく伝えます。
講師と参加者が双方向で議論する、新しい教育のスタイルを実際に体験できます。

会場: 東京大学 本郷キャンパス 総合図書館別館地下1階 ライブラリープラザ

定員: 40名程度 (事前申込推奨)
※予約なしでも当日参加可能ですが、資料準備の関係上、事前申し込みを推奨しております。

お申込みと詳細はこちらへお願いします。: https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/general/event/20181016

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新着情報

【関戸のFFP日誌 vol.0】はじめに ~東大FFPとは~

仙台から東大FFP(フューチャーファカルティプログラム)のお手伝いに来ている特任研究員の関戸です。「学生が楽しく教室に来て、本当に学べる授業」を学び伝えるために東大FFPに参加しました。

東大FFPとは「優秀な研究者」であると同時に「優秀な教育者」となるために東京大学の学生、院生、ポスドク、そして若手教員が「主体的に学ぶ授業を作り実践するスキル」と「教育の改善・探求という姿勢や考え方」を身に付けることを目的として栗田佳代子先生(東京大学大学教育総合研究センター)を講師に開講されている授業です。

春と秋に2コマ連続・隔週で開催され、1クラス25人の厳選された受講者が研究科、学生・教員の立場を超えて、ともに教育を探求する仲間として全8回の授業で、授業デザイン、シラバス、評価、模擬授業、教員としてのキャリアパスなどを、グループワークを通じて実践的、主体的に学ぶ『「大学で教える」を学ぶ授業』です。

この教室の中で起こっている学びの雰囲気と私なりの気づきを皆さんに少しおすそ分け出来たらと思います。

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イベント

【Announcement】KAKENHI WS in English

We have given workshops on writing grant and fellowship applications as an alumni program of UTokyo Future Faculty Program.

  • ・UTokyo Future Faculty Program: https://dev2.utokyofd.com/ffp/
  • ・Reports on previous workshops: https://dev2.utokyofd.com/archives/2132/   (I’m sorry that the articles are in Japanese)

This time, in conjunction with the Center for Global Communication Strategies, we are offering a two-day English workshop on writing applications for Kakenhi Grants-in-Aid for Scientific Research for foreign staffs. We target those who are applying for the categories of “Grant-in-Aid for Scientific Research (“General” 基盤: Kiban)” and “Grant-in-Aid for Early-Career Scientists (若手: Wakate).”

We would love you to participate in the workshop if you:

  •   are preparing an application for Kakenhi (mentee)
  •   have received Kakenhi grants before and are willing to support those who apply  (mentor)

 Synopsis

No matter how amazing a project you are proposing, it may not always get evaluated fairly if your ideas are not received as intended by the reviewer. The purpose of this workshop is to ensure that your ideas are communicated clearly in your application. Consisting of peer reviews and commentaries by experienced grant writers, it helps you develop strategies and techniques for how to write Kakenhi applications in easily-digestible manners.

 Time and place

Day 1     Wednesday, October 10, 5:00 – 6:30pm @ KIBER 314

Day 2     Tuesday, October 16, 5:00 – 6:30pm @ KIBER 314

(it will be best if you come on both days, but it is possible to come on just one day)

 Tentative schedule (all in English)

— Day 1

17:00 – 17:15       Orientation : Self-introduction, overview

17:15 – 18:20       Whole-group review of applications

We will review and discuss successful applications together to identify the key points.

18:20 – 18:30       Reflection

 — Day 2

17:00 – 17: 15      Orientation : Self-introduction, overview

17:15 – 18:20       Peer review of applications

In pairs, participants will read each other’s application and provide feedback. We will do our best to assign a mentor to pairs of participants who have not received Kakenhi grants in the past.

 Prior preparation

 — Sign up on Slack

We will use Slack (https://slack.com/) and I will send you information about participating slack workshop after your application to the workshop.

 — Upload your application draft (for mentees only)

Write a first draft of your grant application and upload your application to Slack channel #application-draft at least one day before the workshop. The file name should conform to the following format:[kakenhi_applicaion_2018_category_name_v1.docx]

e.g., [kakenhi_application_2018_early career_Lui Yoshida_v1.docx]

 — Upload your completed checklist (for mentees only)

Download the appropriate check-list from the link below:

https://www.dropbox.com/s/8o6fegc5hg7og6p/2018.10.04_KAKENHI%20check%20sheet_v1.1.docx?dl=0

Upload your completed checklist to Slack channel #checksheet at least one day before the workshop. The file name should conform to the following format:[kakenhi_checksheet_2018_category_name_v1.docx]

e.g., [kakenhi_checksheet_2018_early career_Lui Yoshida_v1.docx]

 Things to bring (mentors do not need to bring anything)

  • ・Draft of your application (two copies if you have received grants before; three copies if you haven’t)
  • ・Laptop (if you need it)

 Notes

  1. 1.You are not allowed to disclose information about other participants’ applications outside the workshop.
  2. 2.Participation in this workshop does not guarantee acceptance of a grant
  3. 3.Organizers will not be responsible for other adversities
  4. 4.To the extent possible, we will assign a mentor to pairs of participants who have not received Kakenhi grants in the past. We will decide the assignment based on the number of available mentors and the order of signing-up for the event.

 

 Sign-up form

Please input your information at least one day before the workshop

For inquiries, please use the inquiry form.   We look forward to seeing you at the workshop!

Lui Yoshida,  the College of Arts and Sciences, the University of Tokyo

Kayoko Kurita, Center for Research and Development of Higher Education, the University of Tokyo

(Great thanks to Dr. Daisuke Kimura for translation of this email.)[:en]We have given workshops on writing grant and fellowship applications as an alumni program of UTokyo Future Faculty Program.

  • UTokyo Future Faculty Program: https://dev2.utokyofd.com/ffp/
  • Reports on previous workshops: https://dev2.utokyofd.com/archives/2132/   (I’m sorry that the articles are in Japanese)

This time, in conjunction with the Center for Global Communication Strategies, we are offering a two-day English workshop on writing applications for Kakenhi Grants-in-Aid for Scientific Research for foreign staffs. We target those who are applying for the categories of “Grant-in-Aid for Scientific Research (“General” 基盤: Kiban)” and “Grant-in-Aid for Early-Career Scientists (若手: Wakate).”

We would love you to participate in the workshop if you:

  •   are preparing an application for Kakenhi (mentee)
  •   have received Kakenhi grants before and are willing to support those who apply  (mentor)

– Synopsis

No matter how amazing a project you are proposing, it may not always get evaluated fairly if your ideas are not received as intended by the reviewer. The purpose of this workshop is to ensure that your ideas are communicated clearly in your application. Consisting of peer reviews and commentaries by experienced grant writers, it helps you develop strategies and techniques for how to write Kakenhi applications in easily-digestible manners.

– Time and place

Day 1     Wednesday, October 10, 5:00 – 6:30pm @ KIBER 314

Day 2     Tuesday, October 16, 5:00 – 6:30pm @ KIBER 314

(it will be best if you come on both days, but it is possible to come on just one day)

– Tentative schedule (all in English)

— Day 1

17:00 – 17:15       Orientation

Self-introduction, overview

17:15 – 18:20       Whole-group review of applications

We will review and discuss successful applications together to identify the key points.

18:20 – 18:30       Reflection

 — Day 2

17:00 – 17: 15      Orientation

Self-introduction, overview

17:15 – 18:20       Peer review of applications

In pairs, participants will read each other’s application and provide feedback. We will do our best to assign a mentor to pairs of participants who have not received Kakenhi grants in the past.

– Prior preparation

 — Sign up on Slack

We will use Slack (https://slack.com/) and I will send you information about participating slack workshop after your application to the workshop.

 — Upload your application draft (for mentees only)

Write a first draft of your grant application and upload your application to Slack channel #application-draft at least one day before the workshop. The file name should conform to the following format:[kakenhi_applicaion_2018_category_name_v1.docx]

e.g., [kakenhi_application_2018_early career_Lui Yoshida_v1.docx]

 — Upload your completed checklist (for mentees only)

Download the appropriate check-list from the link below:

https://www.dropbox.com/s/8o6fegc5hg7og6p/2018.10.04_KAKENHI%20check%20sheet_v1.1.docx?dl=0

Upload your completed checklist to Slack channel #checksheet at least one day before the workshop. The file name should conform to the following format:[kakenhi_checksheet_2018_category_name_v1.docx]

e.g., [kakenhi_checksheet_2018_early career_Lui Yoshida_v1.docx]

– Things to bring (mentors do not need to bring anything)

Draft of your application (two copies if you have received grants before; three copies if you haven’t)

Laptop (if you need it)

– Notes

  1. You are not allowed to disclose information about other participants’ applications outside the workshop.
  2. Participation in this workshop does not guarantee acceptance of a grant
  3. Organizers will not be responsible for other adversities
  4. To the extent possible, we will assign a mentor to pairs of participants who have not received Kakenhi grants in the past. We will decide the assignment based on the number of available mentors and the order of signing-up for the event.

– Sign-up form

Please input your information at least one day before the workshop

Mentees: https://goo.gl/forms/hHoR5dBA8tSnoLWO2

Mentors: https://goo.gl/forms/qEZir8AR1O7ovjMF3

For inquiries, please use the inquiry form.   We look forward to seeing you at the workshop!

Lui Yoshida,  the College of Arts and Sciences, the University of Tokyo

Kayoko Kurita, Center for Research and Development of Higher Education, the University of Tokyo

(Great thanks to Dr. Daisuke Kimura for translation of this email.)

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イベント 新着情報

【開催】科研費申請書作成ワークショップのご案内【学内】

学内の教職員を対象とした日本学術振興会科学研究費助成事業 研究計画調書作成ワークショップ(科研費申請書作成ワークショップ)のご案内です。

これまでに東京大学フューチャーファカルティプログラム(東大FFP)の修了生プログラムとして、日本学術振興会特別研究員の申請書作成ワークショップを実施し、高い評価を得てきました。
東大 FFP: https://dev2.utokyofd.com/ffp/about/
過去のワークショップ報告: https://dev2.utokyofd.com/information/post-2132/

そこで、学内の教職員を対象とした日本学術振興会科学研究費助成事業 研究計画調書作成ワークショップ(科研費申請書作成ワークショップ)を実施いたします。今回は、基盤研究、若手研究を対象といたします。

下記を募集しますので、ご参加いただければ幸いです。
・科研費申請書を作成する方(メンティー)
・科研費に採択経験があり、メンティーの支援をしてくれる方(メンター)

以下、ワークショップに関する情報です。

◆ 概要
素晴らしい研究内容だとしても、それが科研費の審査員に伝わらなければ評価されないことがあります。
そこで、自分が伝えたい研究内容が申請書で表現できているかを確認するワークショップを実施します(研究内容の是非について議論する場ではないこと、ご了承ください)。どのように書けば伝わりやすいのかなど、採択経験者からのコメントも含めて情報共有する場といたします。

◆ 日時と場所(場所の詳細は後日お知らせします)
2018年9月30日(日)14:00-17:00 第1回
科研費申請書作成ワークショップ @ 本郷
2018年10月7日(日)14:00-17:00 第2回
科研費申請書作成ワークショップ @ 本郷
(両日とも同じ内容です。両方出ていただいても、片方出ていただいても構いません)

◆ メンターとして参加するメリット
申請書の作成に関する知見をメンター間で共有できます。
今後の研究費申請に役立つことが期待されます。

◆ 当日の簡単な流れ(2日間共通です)
・14:00-14:15 オリエンテーション
参加者の自己紹介、当日の流れの説明を行います。

・14:15-15:20 申請書の全体レビュー
ある教員が作成した申請書を参加者全員で読み込み、どのような点に注意して申請書を作成すれば良いかを考えて議論することにより、作成のポイントを明確にします。

・15:20-15:30 休憩

・15:30-17:00 申請書のピアレビュー
参加者同士でペアを作り、お互いの申請書を読んだ後、それぞれがフィードバックし合います。
ここで、採択経験あり・なしのメンティーはそれぞれ採択経験あり・なし同士ペアを組みます(採択経験なし同士のペアには、可能な限りメンターを配置します)。

◆ 事前準備
・サイボウズへの登録(メンティー、メンター)
ワークショップの情報共有のため、グループウェアサービス「サイボウズ
Live」を用います。
参加登録と同時にサイボウズグループへの参加申請リンクを共有しますので、それを用いて事前に登録お願いいたします。

・科研費申請書の作成(メンティーのみ)
ワークショップ前日までに、申請書を作成して、サイボウズグループの共有フォルダ「申請書(記入済)」にファイルをアップロードしてください。
ファイル名は「ワークショップ開催日yyyy.mm.dd_申請書_2017_種目_氏名_v1.docx」にしてください。
例: 2018.10.07_申請書_2018_若手_吉田塁_v1.docx

・科研費申請書のチェックシートを用いた自己評価(メンティーのみ)
以下のリンクから、対応するチェックシートをダウンロードして、作成した申請書をチェックしてください。
https://www.dropbox.com/s/zosml1cjaz4elye/2018.09.12_%E7%A7%91%E7%A0%94%E8%B2%BB%20%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88%EF%BC%88%E5%9F%BA%E7%9B%A4%E3%80%81%E8%8B%A5%E6%89%8B%EF%BC%89_v1.0.docx?dl=0
そのファイルをワークショップ前日までに、サイボウズグループの共有フォルダ「チェックシート(記入済)」にアップロードしてください。
ファイル名は「ワークショップ開催日yyyy.mm.dd_チェックシート_種目_v1.0_氏名.doc」にしてください。
例: 2018.10.07_チェックシート_若手_v1.0_吉田塁.docx

◆メンティーの持ち物(メンターに必須の持ち物はありません)
・作成した申請書(採択経験者:2部、採択未経験者:3部)
・(必要であれば)PC

◆ 注意事項
・本ワークショップを通して知った他者の申請書に関する情報をワークショップ外で共有することを禁じます。
・本ワークショップへの参加が採択を保証するものではありません
・その他の不利益が生じたとしても企画・運営者は責任を負えないこと、ご了承下さい。
・ピアレビューにて採択未経験者のペアには、可能な限りメンターをつけますが、つけられない場合もあること、ご了承下さい(つけるつけない判断は申込の順番を考慮して決定いたします)。

◆ 参加申し込みフォーム
ワークショップ前日までに情報入力してください
メンティー(作成者)用: https://goo.gl/forms/ZTVA0HUaYg1v8r0C2
メンター(作成支援者)用: https://goo.gl/forms/skfnNYpneA41mQje2

ご質問は、お問い合わせフォームへお願いします。