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【開催】「インタラクティブ・ティーチング」Smallリアルセッション第2回「90分授業のデザイン」

開催報告記事は、こちら

 

本イベントは、お申込が定員を大きく上回りましたため、締め切らせていただきました。
たくさんのご応募に感謝申し上げます。

日本教育研究イノベーションセンターと東京大学大学総合教育研究センターでは、標題のワークショップを以下のとおり開催いたします。

2014年11月から2016年8月までgaccoにて開講されていたオンライン講座「インタラクティブ・ティーチング」の動画が編集し直され、2017年5月より、国立研究開発法人 科学技術振興機構のJREC-IN Potal上で公開されております。
また、動画の構成を忠実に再現しつつこれに加筆した書籍『インタラクティブ・ティーチング』が2017年2月に刊行されました。
この度、これらの動画と書籍を利用した反転授業型のワークショップを開催することとなりました。

第2回となる今回は、若手大学教員、大学教員を目指す大学院生・PDを対象に、「90分授業のデザイン」について学びあう機会にできればと思っております。
是非、ご参加・周りの方へのお声掛けをよろしくお願いいたします。
詳細については、下記をご覧ください。
(第1回の際には「反転授業型ワークショップ」と銘打っていたものを、先行して開催している100人規模のBigリアルセッションと平仄を合わせるべく、今回より呼称を変更いたしております)

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「インタラクティブ・ティーチング」Smallリアルセッション
第2回 「90分授業のデザイン」
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1.日時
平成29年9月9日(土)13時~16時(その後、18時まで任意参加の「メタ振り返り会」があります)

2.場所
東京大学 本郷キャンパス 工学部2号館92B
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_03_j.html (アクセスマップ)

3.対象
若手大学教員、大学教員を目指す大学院生・PD(定員20名)

4.参加費
無料(テキストとして、下記の書籍を各自ご準備ください)

5.テキスト
栗田佳代子、日本教育研究イノベーションセンター編著『インタラクティブ・ティーチング ―アクティブ・ラーニングを促す授業づくり―』(河合出版、2017年)

6.事前学習
【全員】『インタラクティブ・ティーチング』第4章「90分授業のデザイン」を読み込む、
動画week4「90分のクラスをデザインしよう」を視聴する( https://dev2.utokyofd.com/it/apply/ より、またhttps://jrecin.jst.go.jp/seek/html/yomimono/interactive_teaching1/index.htmlより登録の上、無料で視聴できます)無料で視聴できます)
【希望者】ご自身の授業のクラスデザインシートを作成して提出

7.当日のプログラム
13:00~13:10  趣旨説明
13:10~13:30  事前学習の内容確認
13:30~15:30 クラスデザインシート改善演習
*クラスデザインシートの「サンプル」をグループで改善するワークを通して、よい授業の構成について学びあいます(適宜、休憩をとります)。
15:30~16:00  まとめ

【任意参加】
16:30~18:00 メタ振り返り会
*本ワークショップ自体の設計について改善点を模索します。

8.講師
ファシリテーター:中村長史(東京大学 大学総合教育研究センター特任研究員、『インタラクティブ・ティーチング』第4章著者)
コメンテーター:栗田佳代子(東京大学 大学総合教育研究センター准教授、『インタラクティブ・ティーチング』編者)

9.お申し込み
以下の申込フォームよりお申込ください。
定員になり次第、締め切らせていただきます(先着順)。
https://goo.gl/forms/MzxXoz5GGyPEoM7r1

 

主催:日本教育研究イノベーションセンター、東京大学大学総合教育研究センター
協力:河合塾

以 上

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本件に関する問合せ先
interactivet<at>tree.ep.u-tokyo.ac.jp (担当:中村長史)までお問い合わせください。
<at>を@に替えて、件名を「IT20170909」として、ご送信いただければ幸いです

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東大FFP第9期 模擬授業2回目

6月29,30日はDAY7模擬授業の2回めでした。

前回のDAY6では、各自準備してきた6分間の模擬授業について5-6人のグループにわかれて、1人25分程度の持ち時間で、ブラッシュアップをしました。それを踏まえて改善された模擬授業を今回行っていただきます。

前回は4グループでしたが、今回は2グループにわかれます。クラスによってばらつきがありますが10-13人を相手に、プロジェクタや大画面モニターを使って、比較的通常の授業に近い形で授業をします。

下記が一人分のプロセスです。時間が限られているため、コメントの時間はどうしても短くなってしまいますが、その分テンポよく進みます。

1.模擬授業実施(6分)
・授業を実施する
2.フィードバック(3分)
・授業実施者は直接グループ担当責任者(講師・FFP修了生)からの直接フィードバック
・受講生役聞はフィードバックシート記入
3.コメント(3分)
・厳密ではありませんが、前回同じグループだった人、初めて受講した人から。
4.交代時間(2分)

 

今回の模擬授業2回めまでに受講生は、下記のことをしています。

1-a) DAY5 2例の模擬授業の検討会(目的:相互フィードバックの練習と、良い授業のメタ的な観点の獲得)
1-b) DAY5の振り返りレポート(目的:メタ視点について認識)
2-a) DAY6 4-6人による模擬授業のブラッシュアップ(目的:相互のフィードバックによる模擬授業のブラッシュアップ)
2-b) 動画確認、相互フィードバックによる自分の模擬授業改善の方針レポート(目的:自分の改善プランの提示、他者の模擬授業からの学びの明確化)

結果的には、多くの「良い」模擬授業がみられました。「ミニ大学」のような時間でした。

そして、さらに楽しみだと思うのは、受講者の方々それぞれが何を学びとっていただいたのか、今回の模擬授業後に振り返ってもらうそのレポート内容です。

(栗田)

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第9回東大院生によるミニレクチャプログラム 第1回事前勉強会を開催します

7月下旬に開催予定の「第9回東大院生によるミニレクチャプログラム」の第1回事前勉強会を、下記の通り開催いたします。

日時:2017年7月5日(水)15:00~17:00

場所:東京大学 本郷キャンパス 福武ホール地下1階 講習会コーナー

内容:7月26日(水)開催のミニレクチャプログラムで披露される30分間のミニレクチャ2本を、参加者のみなさまのご意見を頂戴しながらブラッシュアップします。

講師とタイトル:

山本暁美(東京大学大学院 学際情報学府)「地域アートってなんだろう?:アーティストの眼、地域の眼」
正木郁太郎(東京大学 大学総合教育研究センター)「『国民性の違い』について考える:文化心理学のこれまでとこれから 」

講師のお2人とともに授業をブラッシュアップする経験をしてみませんか?
学内者も学外者もどなたでも大歓迎です。

飛び入り参加も可能ですが、配布資料準備の都合上、下記ページにて参加申込をいただけると幸いです。
https://goo.gl/forms/paTir5Qh27JXjZKM2(こちらは勉強会参加のための申込フォームです)

詳細はこちら(7月26日当日のミニレクチャの参加申込はこちらからお願いします)

みなさまのご参加を、お待ちしております。

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【開催報告】「インタラクティブ・ティーチング」反転授業型ワークショップ第1回「90分授業のデザイン」

さる6月17日(土)、「インタラクティブ・ティーチング」反転授業型ワークショップ 第1回「90分授業のデザイン」を開催いたしました。この新企画の開催概要と、次回の予告について簡略ながらご報告します。

1.今回のテーマ・目的・目標
今回のテーマは、「90分授業のデザイン」でした。「学習者の学びが深まるような授業をデザインすることができるようになる」という目的のもと、より具体的には、①クラスデザインの意義やTipsを説明できるようになる(後述する事前課題に対応)、②クラスデザインシート(本講座で紹介している授業設計のフォーマット)を用いて授業を改善できるようになる(当日の内容に対応)といった到達目標を定めました。

2.ワークショップの概要
反転授業型の本ワークショップでは事前課題が設けられていました。また、メタ振り返り会と題して、このワークショップ自体のデザインを振り返る機会を作りました。

(1)事前学習
動画「インタラクティブ・ティーチング」および書籍『インタラクティブ・ティーチング』(河合出版、2017年)の該当章(week4、4章)を視聴・読了してくることが参加者全員に課されました。また、希望者は、自分の授業のクラスデザインシートを作成・提出することができました。

(2)当日(15時~17時15分)
事前課題の内容をペアワーク等を通して復習した後、サンプルとして配布されたクラスデザインシートの優れている点と改善点とを指摘するグループワーク(ポスターツアー)を行ないました。事前課題とその復習で得た知識を実践できるようになることに、その狙いがありました。

(3)メタ振り返り会(17時40分~18時50分)
事前学習と当日のデザインについて、企画者側の設計意図、参加者側の感想を、時系列に沿って相互に話し合いました。この過程を通して、企画者側の工夫が功を奏した点、まだまだ改善が必要な点、その具体的な改善策がみえてきました。

3.参加者の反応
今回の主対象は、若手大学教員、PD・院生でしたが、様々な大学等から、計21名の方々にご参加いただくことができました。満足度について5段階評価で尋ねたアンケートでは、71%の方が最高評価の「大変満足」、29%の方が次点の「満足」と回答されました。新企画の船出として一定の評価をいただけたものと安堵すると同時に、更なる高評価を目指して、メタ振り返り会やアンケートで挙がった改善点を次回の企画・運営に活かしていく所存です。

4.次回予告
その次回は、9月に、同じく「90分授業のデザイン」をテーマとして開催を予定しております。詳細が決まり次第、お知らせいたします。皆様のご参加をお待ちしております。

中村長史
(「インタラクティブ・ティーチング」担当・特任研究員、本ワークショップ・ファシリテーター)

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東大FFP第9期 DAY6 模擬授業ブラッシュアップ

6月15,16日はDAY6模擬授業のブラッシュアップでした。

前回のDAY5では、「良い授業」の観点をつかんでもらうこと、良いフィードバックをしあえるようになることを目的に、二例の模擬授業の良い点、改善点についての検討をじっくり行いました。今回のDAY6では、各自準備してきた6分間の模擬授業について5-6人のグループにわかれて、1人25分程度の持ち時間で、ブラッシュアップをしました。

下記が一人分のプロセスです。

1.模擬授業実施(6分)
・授業を実施する
2.フィードバック(3分)
・授業実施者は直接グループ担当責任者(講師・FFP修了生)からの直接フィードバック
・受講生役聞はフィードバックシート記入
3.検討会(14分)
・グループで良い点と改善点をディスカッション。書記がメモする。

4.交代時間(2分)

このブラッシュアップが活きるには、下記のことが重要だと考えています。
1)模擬授業を行うことの価値を当人が十分理解していること
2)褒め殺しや批判・攻撃にならない、相互に建設的で良いフィードバックが行われる場であること
3)ブラッシュアップが確実にとりいれられるタスクが次にあること

そして、それぞれを実現するために講師側は次のようなことをしています。
1)のために→模擬授業をすることの価値を伝えるようにしています(模擬授業がFFPで学んだことの多くを実践する集大成の場であること、教員になった後では、なかなかこういう場がないことなど)。
2)のために→失敗が学びにつながることや3K(敬意をもって、忌憚なく、建設的に)のルールを確認する。フィードバックシートを説明し、フィードバック方針についてあらためて伝えています。また、各グループに模擬授業経験者または講師を配置して、良いフィードバックができる体制をつくっています。
3)のために→フィードバックや振り返りの内容から、自己評価とその理由および具体的改善方針、他者から学んだことを課題として提出してもらっています。また、次回に改善された模擬授業を実施するようなデザインにしています。

 

このブラッシュアップの回は、いつも東大FFP修了生の方々にご協力いただけています。ありがとうございます。多様な授業をみて良いフィードバックを返すという責任のもと、模擬授業をつくっていた側とはまた違った学びがあるので、ぜひ今後も多くの方々にご協力いただけると幸いです。

 

そして、次回DAY7の改善ぶりがとても楽しみです。

(栗田)

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参加可否のご連絡「インタラクティブ・ティーチング」Bigリアルセッション第2回

2017年8月20日開催の「インタラクティブ・ティーチング」Bigリアルセッション 第2回「ルーブリックを極める」は、定員の2倍以上の応募をいただいたため、抽選を行ないました。多数のご応募をいただきましたことに改めまして感謝申し上げます。

6月7日に、参加の可否を応募いただいた際のアドレスにお知らせしておりますが、受け取っていらっしゃらない方は、interactivet<at>tree.ep.u-tokyo.ac.jp (担当:中村長史)までお問い合わせください(お知らせメールが不着の方がいらっしゃいます)。<at>を@に替えて、件名を「IT20170820」として、ご送信いただければ幸いです。よろしくお願い致します。

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【開催報告】第1回フレンドシップ・ランチョン実施しました

6月5日にフレンドシップ・ランチョンが法文2号館で行われました。ややわかりにくい場所で申し訳なかったですが、当初の申し込み者だけでなく、当日飛び入りの参加者も含め14名の方々にお越しいただきました。

豊かな大学生活への第一歩v1.2 を配布して4人程度のグループにわかれ、この冊子にあるような日本での学生生活における何気ない疑問その他について意見交換をしました。留学生・日本人が混ざった各グループでは和やかに会話がはずんでいました。

気軽に話せる場として、今後も続けていきたいと思います。

以下、第2回の開催概要です。お気軽にお越し下さい。
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・開催日時 第2回:2017年7月10日, 12:10~13:00

・会場 法文2号館2階 2201, 2202

・対象 東京大学の学内者限定ですが、学部生・大学院生・教職員のどなたもご参加いただけます。

・言語 日本語

・昼食(ランチ・飲み物)を必ずご持参ください。

・申込みフォームはこちら

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〆切早めます!「インタラクティブ・ティーチング」Bigリアルセッション第2回(8/20開催)

2017年8月20日開催の「インタラクティブ・ティーチング」Bigリアルセッション 第2回「ルーブリックを極める」について,おかげさまで当初の見込みを上回るペースでお申し込みをいただいております。

つきましては、当初6月15日(木)としておりました申込締切日を6月6日(火)午前9時に早めます
ご参加を希望される方は、こちらの<申込フォーム>よりお申込ください。
なお、本イベントは、事前にお知らせしておりましたとおり、定員を上回りました場合は抽選により参加者を決定させていただきます。
ご参加の可否は、年明けの6月7日(水)のうちに、ご登録いただいたメールアドレスにご連絡させていただきます。
早々にお申し込みいただいた方々には大変恐縮ですが、今しばらくお待ちいただきますようよろしくお願い申し上げます。
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東大FFP第9期 DAY5 模擬授業ピアレビューの練習とまとめ(ポスターツアー)

5月24日、25日は東大FFPの5回目でした。今回のテーマは模擬授業のピアレビューの練習とまとめです。

模擬授業ピアレビューの練習

東大FFPでは6分間模擬授業を全員が行います。模擬授業1回限りでの実施はなく下記のスケジュールにしたがいます。

  1. 2つの模擬授業について、学生相互にフィードバックをかけるピアレビューの練習(DAY5)
  2. 小さいグループ(5-6人)での模擬授業実施+時間をかけたピアレビュー(DAY6)
  3. もう一度模擬授業実施(今度は12-13人のグループ)(DAY7)

今回は、1.のピアレビュー練習を行いました。フィードバックの観点を持たないままフィードバックをしても、有益にはならないためです。また、自身の模擬授業の質をあげるために役に立ててもらう意図もあります。受講生2名に先行して模擬授業を披露してもらい、それをじっくりと検討します。

まず、模擬授業実践の価値(こうした機会は実はなかなかない、こと)、グラウンドルール(3K;敬意を持って、忌憚なく、建設的に)、自身の模擬授業つくりの観点獲得の意図を伝え、模擬授業検討に入ります。

  • ・模擬授業の実施(6分間)
  • ・受講生:フィードバックシート記入、講師役学生:講師からのフィードバックを受ける(3分間)
  • ・グループにわかれて良い点と改善点について議論(12分間)
  • ・全体で共有・ディスカッション(12分間)

(実際には全体共有は、もっとかかりました。)

そして、二人分の模擬授業が終わったら、良い点改善点の「メタ化」をグループで話し合い、共有します。この「メタ化」によって、自分の模擬授業や今後の授業作りの観点を得てもらいたいという狙いがあります。

 

まとめ by ポスターツアー

ポスターツアーという方法を使って、これまでに学んだことを総復習します。総復習をするとともに、「ポスターツアー」というアクティブ・ラーニングの手法を体験するという目標があります。

木曜・金曜どちらのクラスも、どうグループを組んでもすぐにチームで課題に取り組める雰囲気ができています。今回もどのグループも与えられたトピックのポスターを効率よくつくり、しっかりと一人ひとりが説明できていました。

前回行った「ギャラリーウォーク」との比較の上でのメリット・デメリットについて考えることを振り返りの課題の一部として含めました。

やはり、こうしたアクティブラーニングの手法は体験することによる学びが大きいように思います。自分が「使える」ところまでは保証できませんが、少なくとも、実感を頼りに、想像力は働きやすいようになっているのではないかと期待します。

(栗田)