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東京大学フューチャーファカルティプログラム「10周年記念シンポジウム」を開催

東京大学大学総合教育研究センターでは来る2月27日(月)午前、東京大学フューチャーファカルティプログラム (東大FFP)「10周年記念シンポジウム」を開催します。オンライン形式を採用し、全国各地から参加できます。奮ってご参集ください。
*詳細につきましてはポスターをご覧ください。

【開催の趣旨】
2013年に始動した東大FFPが10年目の節目を迎えた機会をとらえ、東大FFP運営者だけでなく、修了生や他大学からの多様な視点を交えつつ、これまでの取り組みを振り返り、今後のプレFD/FDのあり方について展望します。

【背景】
大学教員の種々の能力の向上を目指した、FD(ファカルティ・ディベロップメント)は、大学教育の内部質保証の観点からも重要性を増しています。また、2019年大学院設置基準の改正で「プレFDの実施あるいは情報提供」が努力義務化され、FDやプレFDの重要性がますます高まっています。東京大学では東大FFPを2013年に開設いたしました。全学のプログラムとして大学院生および教員が教育者として成長することを支援しており、年間約100名を超える修了生を輩出し、2022年10月時点で、本プログラムの修了生は900名を数えます。今回のシンポジウムは、これまでの総括と今後の展望をする節目としたいと考えています。

皆様ご多用中と存じますが、多くのご参加をお待ちしております。

お申込みURL|https://onl.la/NLkY3YY

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エルバス ガブリエル特任准教授の新しい論文が掲載されました

当センター特任准教授のエルバス・ガブリエル博士が、ジャーナルEducación Medicaに新たな論文「Training and professional development through the Japanese approach of Lesson Study. Principles for its design and application(日本的手法の「授業研究」を通じた研修と専門能力開発:その設計と適用のための原則)」を掲載しました。

記事の全文は下記リンクからご覧いただけます。

https://doi.org/10.1016/j.edumed.2022.100784

この論文は、保健科学の教員の研修と専門能力開発への提案として、授業研究を実施するための9つの原則を提示しています。これらの提言は、文献による示唆と、保健科学分野の教員たちと取り組みを実施してきた著者自身の実践的な経験に基づいています。

エルバス特任准教授の研究内容についてはこちら↓

 

 

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【2月6-7日開催】定量生命科学研究所「キャリアセミナー」の紹介

東京大学定量生命科学研究所で2月6日(月)と7日(火)に開催する「キャリアセミナー」を紹介します。

世界の第一線で活躍されている研究者の方をお招きし、ご自身のご経験から「研究者(科学者)とは何か」ということについてお話しいただくセミナー。学生・若手研究者の支援の一環として、実施されます。

同研究所所属の大学院生や若手研究者が主なターゲットとのことですが、他学部の学生・大学院生・研究者の皆様もご参加いただくことが可能です。ご関心のある方は詳細をご確認の上、お申し込みください。

セミナー名: IQB Career Seminar “What is it to be a Scientist?”

日 程:2月6日・7日
(スケジュール)
 6th Feb 2023
   14:00 – 14:45  Prof. Rodney Rothstein (Columbia University Medical Center)  “What happens if…? – Perspectives on a career in science.”
 7th Feb 2023
   11:45-12:30  Prof. Frank Uhlmann (The Francis Crick Institute)  “From Quarks to Chromosomes”
   12:30-13:15  Prof. Susan Gasser (Director, Fondation ISREC/University of Lausanne) “A life in science: Fail, fail and try again. Try harder and succeed.”

場 所:中島ホール 東京都文京区弥生1-1-1 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
                  https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_07_14_j.html

申 込:こちらへお申し込みください。 https://forms.gle/RtPmXiPL5iDZcaGV8

言 語:英語のみ
参加費:無料

主 催:東京大学定量生命科学研究所
共 催: Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas

お問い合わせ先: 東京大学定量生命科学研究所 総務チーム(メール:kensui@iqb.u-tokyo.ac.jp)

 

 

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11月22日(火)開催「グローバルFD主催 トークイベント」の紹介

東京大学駒場のグローバルFD部門の主催行事 “GFD TALK Event GFD”として、Joshua Jodoin氏(甲南大学講師)をゲストスピーカーとするイベントが11月22日(火)夜に開催されます。

 

詳しくはこちらをご覧ください → 11月22日開催「グローバルFD主催 トークイベント」の紹介

 

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Coursera「インタラクティブ・ティーチング」無料公開中

東京大学 大学総合教育研究センターが展開するオンライン講座「インタラクティブ・ティーチング」が、大規模公開オンライン講座のプラットフォームであるCoursera(コーセラ)にて無料で公開されています。

本講座の受講登録、詳細の確認はこちらから。

2021年4月にCourseraで公開されて以来、国内外延べ2600名以上にご受講いただき、100名以上の修了者を輩出しています。また、講座の総合評価は、5つ星評価で★4.8と大変ご好評いただいております。

本講座は、将来大学の教壇に立つ可能性のある大学院生や、現在そのような役割を担っている大学教員のみならず、初等教育・中等教育の先生方や企業の人材育成部門の方々など、「教えること」に携わるすべての方に向けた内容となっています。

本講座はご自身のペースで学習を進められますが、3日間の対面集中講座「リアル・セッション」など、リアルタイムでともに学び合うワークショップの開催なども随時企画・運営を行っております。(今年9月に開催されたリアル・セッションは盛会のうちに終了いたしました。当日の様子は下記リンクをご覧ください。)

【開催報告】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション~DAY1~
【開催報告】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション~DAY2~
【開催報告】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション~DAY3~

是非講師、スタッフ、および他の受講者の方々との交流を楽しみ、一緒に学習している感覚を共有しながらご利用いただけると幸いです。

さまざまな大学・分野・領域の方々とインタラクティブな学びを体感しながら、「教える」ということについて考えてみませんか?皆様のご参加をお待ちしております。

 

【講座の概要】

  • ■目的:学習者が主体となるような「インタラクティブな学び」を促す教育のための知識・スキル・工夫を修得すること
  • ■使用言語:日本語・英語
  • ■担当講師:東京大学 栗田 佳代子 他
  • ■受講料:無料(ご希望の方には有料で修了証の発行が可能です。)
  • ■内容:本講座は全8週間でデザインされており、各回が、ナレッジ・セッション、スキル・セッション、ストーリー・セッションの3部によって構成されています。各週の内容は以下の通りです。
  •  Week 1 アクティブ・ラーニングについて知ろう
  •  Week 2 アクティブ・ラーニングの技法
  •  Week 3 学習の科学
  •  Week 4 90分の授業をデザインしよう
  •  Week 5 もっと使えるシラバスを書こう
  •  Week 6 学びを促す評価
  •  Week 7 キャリアパスを考える 1~大学教員としてのあり方~
  •  Week 8 キャリアパスを考える 2~ポートフォリオの利用~

 

【本件に関するお問い合わせ先】

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11月8日(火)開催「グローバルFD主催 講演会」の紹介

東京大学駒場のグローバルFD部門の主催行事として、講演会「キャンパスにおけるLGBTQ+の紹介」が11月8日(火)夕方、開催されます。

詳しくはこちらをご覧ください。→ 11月8日(火)開催「グローバルFD主催 講演会」の紹介

 

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【11月17日(木)開催】 第19回 東大院生・教職員によるミニレクチャプログラム

「教える」を学ぶ 東京大学フューチャーファカルティプログラム(東大FFP)を修了した大学院生・教職員による「第19回ミニレクチャ」を行います。

FFPの授業で優秀なレクチャをした6名が、東大FFPで教え方を学んだ成果を生かして専門外の人にも分かりやすく伝えます。
今回もオンラインでの開催。学習者が主体的に学べることを目指した教育のスタイルを、全国各地で体験できます。ぜひご参加ください。

日 時:2022年11月17日(木)17:00〜19:30
開催方法:Zoomによるオンライン開催(要申込)  開始10分前(16:50)をめどに、Zoomミーティングルームへお入りください。
対象者:レクチャのテーマやアクティブラーニングに興味のある方 ※学内・学外を問いません。

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<プログラム>
司会:朴 源花 助教(東京大学大学総合教育研究センター)

17:00-17:10 オープニング 図書館から始まる!新しい学びと出会い
栗田 佳代子 教授(東京大学大学総合教育研究センター)
「東大院生・教職員によるミニレクチャプログラム」の意義、そもそも東大FFPとは何か?など、企画の趣旨を語ります。

17:10-17:30 ミニレクチャ1 『箒をてのひらに立てる』遊びに学ぶ、機械制御の基礎
講師 田頭 尚大 さん(情報学環・学際情報学府)

17:30-17:50 ミニレクチャ2 ジェンダーとは何か~男らしさ・女らしさのジェンダー規範~
講師 キム テウン さん(人文社会系研究科)

17:50-18:10 ミニレクチャ3 認知症になったら、どんな経験をする?~認知症の世界を覗いてみよう~
講師 鈴木 はるの さん(医学系研究科)

18:10-18:20 休憩

18:20-18:40 ミニレクチャ4   「健康のためになにを食べたらいいの?」の答えを探す~栄養疫学へのいざない~
講師 大野 富美 さん(医学系研究科)

18:40-19:00 ミニレクチャ5   あなたは擬似相関の罠に気づけますか?
講師 黒田 起吏 さん(人文社会系研究科)

19:00-19:20 ミニレクチャ6   クローン動物〜人が創造した生命のコピー〜
講師 及川 真実 さん(東京薬科大学 生命科学部)

19:20-19:30 閉会挨拶・アンケート記入

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申込方法:下記Webサイトの申込画面からお申し込みください。
https://webform.adm.u-tokyo.ac.jp/Forms/mlp19/

お問合せ先:東京大学附属図書館総務課
E-mail: ac-info * lib.u-tokyo.ac.jp ( * を@に直してください)
TEL: 03-5841-2615

注意事項
途中参加・退室可能です。
当日の講演の様子は録画し、公開可のものについては後日東京大学の運営するWebサイト(東大TV)に掲載する予定です。Zoomの録画映像が公開されます点ご了承ください。
参加者の皆様による録画・録音・ 撮影・画面キャプチャーなどの行為は禁止します。
参加にあたって障害等のため配慮が必要な方は事前にご連絡ください。
申し込みが完了すると自動で返信メールが届きます。メールが届かない方は上記問い合わせ先メールアドレスまでご連絡ください。

主催:東京大学大学総合教育研究センター / 東京大学附属図書館
講師:東京大学フューチャーファカルティプログラム(東大FFP)の修了生

*「東大院生によるミニレクチャプログラム」は附属図書館学生ボランティアAcademic Commons Supporter (ACS)の発案により、図書館でのアクティブラーニング実践の一環として実施しています。

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エルバス ガブリエル特任准教授の新しい論文が掲載されました

当センター特任准教授のガブリエル・エルバス博士が、International Journal for Academic Developmentに新しい論文「学術開発者の仕事の一部としての広報活動―日本の大学における私たちの役割についてのヴィネット」を掲載しました (https://doi.org/10.1080/1360144X.2022.2122474)。

記事の全文は以下のサイトでご覧いただけます。

https://www.tandfonline.com/eprint/VZYAQ8JVBETABQEDTDSD/full?target=10.1080/1360144X.2022.2122474

この論文は、本誌が開始した新しい形式(ヴィネット)に対応したもので、高等教育における学術開発者の役割と仕事をいかに定義するかという特集号に選ばれました。本論文は、文脈によっては見えづらい広報活動が、日本の学術開発者の仕事の本質的な部分であり、日々の仕事に大きな影響を与えていることを、ヴィネットの形で説明しています。

 

エルバス特任准教授の研究内容についてはこちら↓

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【開催報告】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション~DAY3~

今回は、2022年9月19日(月・祝)に行われたリアル・セッション3日目(DAY3)の内容について、簡略ながらまとめさせていただきます。

  • ■DAY3の到達目標
  • ●学んだ知識を模擬授業として活用し実施できる
  • ●キャリアパスについて考え、日頃の活動や今後の展望について整理できる

 

■DAY3のスケジュール

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 【模擬授業 FINAL】(9:15~12:00)
  • 初日からブラッシュアップした模擬授業を実施しました。DAY1の模擬授業初回と同様の流れで以下の通り一人ずつ模擬授業を行いましたが、今回はグループに分かれず全体で実施しました。
  • ステップ1:模擬授業実施(6分)
  • ステップ2:模擬授業実施者は講師からフィードバック&その他の人はフィードバックシートの記入
  • ステップ3:全体でフィードバック
模擬授業(2回目)を実施する参加者

 

  • 【リフレクション】(13:00~16:35)
  • 参加者の希望別にTPチャート(講師:栗田先生)とSAPチャート(講師:朴先生)のグループに分かれて、それぞれのチャートを作成しました。ご自身の教育・研究活動などについて自己省察し、今後の授業改善やキャリアパスの明確化に繋げていただくことを目標としていました。
SAPチャート作成の様子

 

  • 【全体ふりかえり】(16:35~16:45)
  • 本セッション全体を振り返り、学んだことと感想を各人でまとめました。

 

  • 【修了証授与】(16:45~17:00)
  • 修了証を受講者同士で手渡し合い、修了証授与を執り行いました。
修了証授与の様子

 

  • ■参加者の反応
  • 本セッション終了後にアンケートを配布し、計9名の方々にご回答いただきました。イベント全体に関する満足度(5=大変満足、1=大変不満とした5段階評価)について、8名(88.9%)の方が最高評価の5、1名(11.1%)の方が次点の4と回答されました。さらに、本イベントへの参加が将来にとって役立つと思うか(5=大変そう思う、1=全くそう思わないとした5段階評価)を尋ねたところ、回答者9名全員(100%)が最高評価の5と回答されました。

また、最後の自由記述欄では以下のようなコメントを頂きました。(個人が特定されないよう、一部抜粋しています。)

 

このイベントにおける良かった点について

「対面で栗田さん始め先生方から直接学べたこと。皆さんそれぞれの熱量を感じ刺激を頂いたこと。異なる分野を専門とする方と共に学べたこと。6分間の模擬授業にフィードバックをしっかりと頂けたこと。 オンラインではできない対面の良さが詰まっていたと思います。」

「現場の教員経験のある方や、小学校から大学のまでの異なる校種の先生方、大学院生など、多様なバックグラウンドを持つ方と学ぶことができた点。模擬授業のフィードバックや授業中のワークでも、各々の経験知が活きていた。」

「対面でのリアル・セッションは、緊張感がありながらも、安心して学び、質問し、発言できる雰囲気があった点。「インタラクティブ・ティーチング」で学んだ知識をさらに深め、実践に活かすことができるよう具体的な活動を体験できた点。」

その他感想・コメント

「新たに挑戦したいこと学びたいことに気付いた機会となりました。今回の貴重な学びを必ず実装し、自分自身の授業に活かすことで学習者や社会に還元していきます。大学に所属している訳ではない人間にも門戸を開いて下さり大変感謝しております。」

「無料で参加してよいのかと思ってしまうほどの、とても濃密で充実したコンテンツでした。これからも学び続けて、実際に教員として科目を担当することを見据えて、模擬授業やシラバスなどもブラッシュアップし続けようと思います。次回のリアルセッションが満席になるほど、コーセラのコースも身近な友人や教員の方にもっと普及させていきたいと思います。」

「インタラクティブ・ティーチングで学んだことを振り返り、実践につなげる意欲が再び湧きました。リアル・セッションならではの「ここでしかできないこと、ここだからできる」ことがたくさんありました。失敗と失敗に対するコメントも含め、忘れられない思い出となりました。」

「3日間ありがとうございました。 頭をよく使った3日間でした。」

全ての回答者の方々から様々な面で高評価を頂き、スタッフ一同大変嬉しく思っております。また、今回のイベントの改善点や、今後扱ってほしいトピックなどについても多数コメントをいただきました。皆様からのご意見をもとに、今後のイベント開発に取り組んでまいります。ご意見・ご感想をお寄せいただきました皆様に感謝申し上げます。

 

  • ■今後の予定について
  • 今回はCoursera「インタラクティブ・ティーチング」開講後初のリアル・セッションでした。アンケートでは、多くの方から今回のリアル・セッションで沢山学びがあった旨をご報告いただきました。一方で、今回のイベントの改善点や、今後扱ってほしいトピックなどについても多数コメントをいただきました。皆様からのご意見をもとに、今後もイベント開発・運営に鋭意取り組んでまいります。今後も不定期でこのようなイベントを開催していく他、英語版の開発も視野に入れておりますので、是非今後とも多くの方にご参加いただけますと幸いです。詳細が決まり次第、お知らせいたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

 

 

河上愛梨(「インタラクティブ・ティーチング」担当・学術専門職員)