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「インタラクティブ・ティーチング」リーフレット公開

この度、Courseraで公開中の無料オンライン講座「インタラクティブ・ティーチング」のリーフレットを作成いたしました。

  • 本リーフレットでは、講座の魅力や構成・受講方法、イベント情報など、「インタラクティブ・ティーチング」の様々な情報をわかりやすくまとめています。
  • また、講座のマスコットキャラクター「イタルくん」の写真を随所に入れ、カラフルな色使いにすることで、明るく親しみやすいリーフレットを目指しました。

 

リーフレット(現物)をご希望の方は、utokyo_fd[at]he.u-tokyo.ac.jp([at]を@に変えてください)までご連絡ください。

多くの方々に本リーフレットをご覧いただき、本講座が今後も様々な教育現場で活用されていくことを願っております。

本講座の受講登録、詳細の確認はこちら(Coursera「インタラクティブ・ティーチング」)

  • =========================================================================

【講座の概要】

  • ■目的:学習者が主体となるような「インタラクティブな学び」を促す教育のための知識・スキル・工夫を修得すること
  • ■使用言語:日本語・英語
  • ■担当講師:東京大学 栗田 佳代子 他
  • ■受講料:無料(ご希望の方には有料で修了証の発行が可能です。)
  • ■内容:本講座は全8週間でデザインされており、各回が、ナレッジ・セッション、スキル・セッション、ストーリー・セッションの3部によって構成されています。各週の内容は以下の通りです。
  •  Week 1 アクティブ・ラーニングについて知ろう
  •  Week 2 アクティブ・ラーニングの技法
  •  Week 3 学習の科学
  •  Week 4 90分の授業をデザインしよう
  •  Week 5 もっと使えるシラバスを書こう
  •  Week 6 学びを促す評価
  •  Week 7 キャリアパスを考える 1~大学教員としてのあり方~
  •  Week 8 キャリアパスを考える 2~ポートフォリオの利用~

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  • 【本件に関するお問い合わせ先】
  • 東京大学大学総合教育研究センター
  • 河上愛梨
  • E-mail: utokyo_fd[at]he.u-tokyo.ac.jp([at]を@に変えてください)

 

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Coursera「インタラクティブ・ティーチング」無料公開中

東京大学 大学総合教育研究センターが展開するオンライン講座「インタラクティブ・ティーチング」が、大規模公開オンライン講座のプラットフォームであるCoursera(コーセラ)にて無料で公開されています。

本講座の受講登録、詳細の確認はこちらから。

2021年4月にCourseraで公開されて以来、国内外延べ2600名以上にご受講いただき、100名以上の修了者を輩出しています。また、講座の総合評価は、5つ星評価で★4.8と大変ご好評いただいております。

本講座は、将来大学の教壇に立つ可能性のある大学院生や、現在そのような役割を担っている大学教員のみならず、初等教育・中等教育の先生方や企業の人材育成部門の方々など、「教えること」に携わるすべての方に向けた内容となっています。

本講座はご自身のペースで学習を進められますが、3日間の対面集中講座「リアル・セッション」など、リアルタイムでともに学び合うワークショップの開催なども随時企画・運営を行っております。(今年9月に開催されたリアル・セッションは盛会のうちに終了いたしました。当日の様子は下記リンクをご覧ください。)

【開催報告】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション~DAY1~
【開催報告】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション~DAY2~
【開催報告】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション~DAY3~

是非講師、スタッフ、および他の受講者の方々との交流を楽しみ、一緒に学習している感覚を共有しながらご利用いただけると幸いです。

さまざまな大学・分野・領域の方々とインタラクティブな学びを体感しながら、「教える」ということについて考えてみませんか?皆様のご参加をお待ちしております。

 

【講座の概要】

  • ■目的:学習者が主体となるような「インタラクティブな学び」を促す教育のための知識・スキル・工夫を修得すること
  • ■使用言語:日本語・英語
  • ■担当講師:東京大学 栗田 佳代子 他
  • ■受講料:無料(ご希望の方には有料で修了証の発行が可能です。)
  • ■内容:本講座は全8週間でデザインされており、各回が、ナレッジ・セッション、スキル・セッション、ストーリー・セッションの3部によって構成されています。各週の内容は以下の通りです。
  •  Week 1 アクティブ・ラーニングについて知ろう
  •  Week 2 アクティブ・ラーニングの技法
  •  Week 3 学習の科学
  •  Week 4 90分の授業をデザインしよう
  •  Week 5 もっと使えるシラバスを書こう
  •  Week 6 学びを促す評価
  •  Week 7 キャリアパスを考える 1~大学教員としてのあり方~
  •  Week 8 キャリアパスを考える 2~ポートフォリオの利用~

 

【本件に関するお問い合わせ先】

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【開催報告】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション~DAY3~

今回は、2022年9月19日(月・祝)に行われたリアル・セッション3日目(DAY3)の内容について、簡略ながらまとめさせていただきます。

  • ■DAY3の到達目標
  • ●学んだ知識を模擬授業として活用し実施できる
  • ●キャリアパスについて考え、日頃の活動や今後の展望について整理できる

 

■DAY3のスケジュール

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 【模擬授業 FINAL】(9:15~12:00)
  • 初日からブラッシュアップした模擬授業を実施しました。DAY1の模擬授業初回と同様の流れで以下の通り一人ずつ模擬授業を行いましたが、今回はグループに分かれず全体で実施しました。
  • ステップ1:模擬授業実施(6分)
  • ステップ2:模擬授業実施者は講師からフィードバック&その他の人はフィードバックシートの記入
  • ステップ3:全体でフィードバック
模擬授業(2回目)を実施する参加者

 

  • 【リフレクション】(13:00~16:35)
  • 参加者の希望別にTPチャート(講師:栗田先生)とSAPチャート(講師:朴先生)のグループに分かれて、それぞれのチャートを作成しました。ご自身の教育・研究活動などについて自己省察し、今後の授業改善やキャリアパスの明確化に繋げていただくことを目標としていました。
SAPチャート作成の様子

 

  • 【全体ふりかえり】(16:35~16:45)
  • 本セッション全体を振り返り、学んだことと感想を各人でまとめました。

 

  • 【修了証授与】(16:45~17:00)
  • 修了証を受講者同士で手渡し合い、修了証授与を執り行いました。
修了証授与の様子

 

  • ■参加者の反応
  • 本セッション終了後にアンケートを配布し、計9名の方々にご回答いただきました。イベント全体に関する満足度(5=大変満足、1=大変不満とした5段階評価)について、8名(88.9%)の方が最高評価の5、1名(11.1%)の方が次点の4と回答されました。さらに、本イベントへの参加が将来にとって役立つと思うか(5=大変そう思う、1=全くそう思わないとした5段階評価)を尋ねたところ、回答者9名全員(100%)が最高評価の5と回答されました。

また、最後の自由記述欄では以下のようなコメントを頂きました。(個人が特定されないよう、一部抜粋しています。)

 

このイベントにおける良かった点について

「対面で栗田さん始め先生方から直接学べたこと。皆さんそれぞれの熱量を感じ刺激を頂いたこと。異なる分野を専門とする方と共に学べたこと。6分間の模擬授業にフィードバックをしっかりと頂けたこと。 オンラインではできない対面の良さが詰まっていたと思います。」

「現場の教員経験のある方や、小学校から大学のまでの異なる校種の先生方、大学院生など、多様なバックグラウンドを持つ方と学ぶことができた点。模擬授業のフィードバックや授業中のワークでも、各々の経験知が活きていた。」

「対面でのリアル・セッションは、緊張感がありながらも、安心して学び、質問し、発言できる雰囲気があった点。「インタラクティブ・ティーチング」で学んだ知識をさらに深め、実践に活かすことができるよう具体的な活動を体験できた点。」

その他感想・コメント

「新たに挑戦したいこと学びたいことに気付いた機会となりました。今回の貴重な学びを必ず実装し、自分自身の授業に活かすことで学習者や社会に還元していきます。大学に所属している訳ではない人間にも門戸を開いて下さり大変感謝しております。」

「無料で参加してよいのかと思ってしまうほどの、とても濃密で充実したコンテンツでした。これからも学び続けて、実際に教員として科目を担当することを見据えて、模擬授業やシラバスなどもブラッシュアップし続けようと思います。次回のリアルセッションが満席になるほど、コーセラのコースも身近な友人や教員の方にもっと普及させていきたいと思います。」

「インタラクティブ・ティーチングで学んだことを振り返り、実践につなげる意欲が再び湧きました。リアル・セッションならではの「ここでしかできないこと、ここだからできる」ことがたくさんありました。失敗と失敗に対するコメントも含め、忘れられない思い出となりました。」

「3日間ありがとうございました。 頭をよく使った3日間でした。」

全ての回答者の方々から様々な面で高評価を頂き、スタッフ一同大変嬉しく思っております。また、今回のイベントの改善点や、今後扱ってほしいトピックなどについても多数コメントをいただきました。皆様からのご意見をもとに、今後のイベント開発に取り組んでまいります。ご意見・ご感想をお寄せいただきました皆様に感謝申し上げます。

 

  • ■今後の予定について
  • 今回はCoursera「インタラクティブ・ティーチング」開講後初のリアル・セッションでした。アンケートでは、多くの方から今回のリアル・セッションで沢山学びがあった旨をご報告いただきました。一方で、今回のイベントの改善点や、今後扱ってほしいトピックなどについても多数コメントをいただきました。皆様からのご意見をもとに、今後もイベント開発・運営に鋭意取り組んでまいります。今後も不定期でこのようなイベントを開催していく他、英語版の開発も視野に入れておりますので、是非今後とも多くの方にご参加いただけますと幸いです。詳細が決まり次第、お知らせいたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

 

 

河上愛梨(「インタラクティブ・ティーチング」担当・学術専門職員)

 

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【開催報告】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション~DAY2~

今回は、2022年9月18日(日)に行われたリアル・セッション2日目(DAY2)の内容について、簡略ながらまとめさせていただきます。

■DAY2の到達目標

  • ●アクティブラーニングの手法を体験し、実際に使えるようになる
  • ●学生が主体的に学べるコースをシラバスとして表せる
  • ●基礎知識をふまえた評価をデザインできる
  • ●学んだ知識を模擬授業として活用し実施できる

 

■DAY2のスケジュール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■概要

  • 【アクティブラーニング】(9:10~10:35)
  • アクティブラーニングについて栗田先生より講義を行っていただきました。ワークでは、アクティブラーニング技法の1つ「ピア・インストラクション」を実際に体験しました。
ピア・インストラクションの様子

 

  • 【評価】(10:50~12:40)
  • ルーブリックに関する講義のあと、グループでルーブリックを作成しました。また、ルーブリックのメリット・デメリットについて、グループで話し合いながら大きなシートにまとめました。
ルーブリックを作成する様子

 

  • 【シラバス】(13:40~16:40)
  • シラバスに関する講義とワークを行いました。グラフィックシラバスを作成し、ペアで共有しました。また、テキストシラバス作成時の留意事項を参照しながら、自身のテキストシラバスの改善を行いました。
グラフィックシラバスをペアで共有し合う様子

 

  • 【ふりかえり】(16:40~16:55)
  • DAY2の目的と目標を振り返り、学んだことと感想を各人でまとめました。

 

2日目も、講義だけでなく、アクティブラーニング技法の体験や、多様なワークに取り組んでいただきました。学習した知識をご自身の模擬授業やシラバスの改善に繋げていただくことを狙いとしていました。

 

河上愛梨(「インタラクティブ・ティーチング」担当・学術専門職員)

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【開催報告】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション~DAY1~

  • 【Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション 実施概要】
  • 日時:2022年9月17日(土)9:00~16:40、18日(日)9:00~16:00、19日(月・祝)9:00~17:10
  • 形式:対面
  • 場所:東京大学本郷キャンパス 教育学部棟
  • 講師:東京大学 栗田 佳代子 朴 源花
  • ・スタッフ:東京大学 河上 愛梨 鍋田 修身
  • 対象:「インタラクティブ・ティーチング」を修了された方で、事前課題に取り組める方
  • 言語:日本語
  • 費用:無料

 

2022年9月17・18・19日に「Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション」が対面で開催されました。今回のリアル・セッションは、「インタラクティブ・ティーチング」講座の修了者を対象に行われ、全国各地からご職業やご所属も多様な10名にお集まりいただきました。

今回は、初日(DAY1)の内容について、簡略ながらまとめさせていただきます。

 

■リアル・セッション全体の到達目標

  • 1.学生のモチベーションの喚起・維持・向上につながる工夫ができる
  • 2.学生が主体的に学べる授業のデザインができる
  • 3.アクティブラーニングの手法を体験し、実際に使えるようになる
  • 4.学生が主体的に学べるコースをシラバスとして表せる
  • 5.基礎知識をふまえた評価をデザインできる
  • 6.学んだ知識を模擬授業として活用し実施できる
  • 7.キャリアパスについて考え、日頃の活動や今後の展望について整理できる

うち、DAY1の目標は1,2,6です。

 

■DAY1のスケジュール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■概要

  • 事前準備
  • 事前課題として、(1)6分間の模擬授業(2)クラスデザイン(3)テキストシラバスをご準備いただきました。また、Google Classroomで自己紹介をご記入いただきました。

 

  • DAY1(2022年9月17日)当日
  • 【イントロダクション】(9:00~9:25)
  • 9:00に開会し、目的や到達目標などを確認しました。その後、講師・スタッフ、参加者の方々が簡単に自己紹介を行いました。

 

  • 【模擬授業実施 初回】(9:25~12:35)
  • 2グループに分かれて、模擬授業を実施しました。基本的なルール(3Kなど)や役割分担を確認した後、東大FFP同様に、以下の流れで一人ずつ模擬授業を行いました。
  • ステップ1:模擬授業実施(6分)
  • ステップ2:模擬授業実施者は講師からフィードバック&その他の人はフィードバックシートの記入
  • ステップ3:グループで改善のためのフィードバック
模擬授業を行う参加者

 

  • 【クラスデザイン】(13:35~15:05)
  • クラスデザインについて栗田先生より講義を行っていただきました。ワークとして、ご自身の模擬授業の達成目標の見直しを行いました。
目的と目標についての講義の様子

 

  • 【休憩】(15:05~15:20)
  • 参加者の方々に事前にご案内し、ご当地のお菓子をお持ち寄りいただきました。おかげさまでとても充実したお菓子セレクションとなりました。飲み物は、コーヒーや紅茶など数種類ご用意しました。
お菓子コーナー

 

  • 【モチベーション】(15:20~16:45)
  • モチベーションについて栗田先生より講義を行っていただきました。「教授にアドバイス」のワークでは、ある教授者の悩みの例に対して改善のためのアドバイスをグループで考えました。また、「模擬授業の改善」として、セッションで学習した内容を活かして模擬授業を改善する作業を行いました。
モチベーションのグループワークの様子

 

  • 【まとめ】(16:45~17:00)
  • DAY1の目的と目標を振り返り、学んだことと感想を各人でまとめました。

 

午前中は模擬授業、午後からは講義とワークで内容が盛りだくさんでしたが、参加者の皆様には熱心に集中して取り組んでいただきました。

 

河上愛梨(「インタラクティブ・ティーチング」担当・学術専門職員)

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イベント

【9月17・18・19日開催】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッションのお知らせ

東京大学 大学総合教育研究センターが展開するオンライン講座「インタラクティブ・ティーチング」では9月17、18、19日の3日間の対面集中講座「リアル・セッション」を開催いたします。

本セッションでは、「インタラクティブ・ティーチング」での学びをもとに、様々なワークの演習を通して、ご自身の授業に活かせる実践的な知識・経験を獲得することを目標としています。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

【9月17・18・19日開催】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッションのご案内 – 東京大学 大学総合教育研究センター

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イベント 新着情報

【開催報告】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」オンラインライブイベント 第1回 自己紹介

  • 実施日:2021年8月28日(土)15:00~16:30 
  • 場所:Zoom
  • 講師:東京大学 栗田 佳代子 吉田 塁
  • 言語:日本語

東京大学 大学総合教育研究センターが展開するオンライン講座 Coursera「インタラクティブ・ティーチング」では、オンラインライブイベントを開催しました。オンラインでの開催により、国内外問わずご職業やご専門など多種多様な計34名の参加者の方々にお集まりいただきました。今回のオンラインイベントは、MOOC講座のCoursera「インタラクティブ・ティーチング」の内容をもとに企画され、教育実践をされている方や教育に関心をお持ちの方を対象に開催されました。

イベントのスライドと講師の栗田先生(右上)

1.目的・目標

Coursera「インタラクティブ・ティーチング」は受講者のペースで進められる形ですが、今回リアルタイムのイベントを開催することによって、受講者の皆さんと共に学習の場を共有し、一人で出来ないことを経験することを目的としました。本イベントではCoursera「インタラクティブ・ティーチング」で体験できないようなインタラクティブな演習に焦点を当て、以下の三つを到達目標として掲げました。

●自己紹介の意義について説明できる

●自己紹介を実施する

●自己紹介の検討と評価作業を通して、自己紹介の内容や構成、デリバリー(伝え方)の観点を見つけられる

2.概要

  • (1)事前準備
  • 今回は事前課題として、参加者の方々全員に1分間の自己紹介(ご自身の担当科目、専門の紹介)を準備していただきました。
  • (2)当日
  • まず始めに、「インタラクティブ・ティーチング」講座の受講について参加者の方々に簡単なアンケートを行い、今回の目的・目標を確認しました。次に、本イベントにご参加いただく上でのルール(3Kなど)を確認しました。
  • 【自己紹介検討会】
  • 自己紹介検討会では、事前に応募いただいた一名の方に1分間の自己紹介を行っていただき、それを受けて他の参加者全員にフィードバックシートを記入していただきました。その後グループに分かれ、アイスブレイク(簡単な自己紹介)とフィードバックの共有を行いました。最後に、自己紹介を実施された方や講師、他の参加者の方々からのコメントを全体で共有しました。この後実施する各自の自己紹介を行う前に、「よい自己紹介」をつくるのに重要な観点を全員で共有することを目指しました。
  • 【自己紹介】
  • 三名ずつのグループに分かれ、検討会同様、1分間自己紹介→フィードバックシート記入→共有の流れで自己紹介を実施しました。
  • 【まとめ】
  • 最後に自己紹介の検討と実施を通して、学ばれたことをフォームにご回答いただきました。「よい自己紹介」に関するメタな視点の獲得を目指しました。

今回は、大学、高等学校、企業やフリーランスなどご所属も様々な計34名の参加者にお集まりいただきました。参加者のご専門・指導科目も文理を問わず多岐にわたり、国内だけでなく海外からご参加された方もいらっしゃいました。所属、分野、地域を超えて、実に多様な方々が集う学びの場となりました。

3.参加者の反応

イベント終了後にメールにてアンケートを配布し、計18名の方々にご回答いただきました。イベント全体に関する満足度(5=大変満足、1=大変不満とした5段階評価)について、33%(6名)の方が最高評価の5、44%(8名)の方が次点の4と回答されました。さらに、本イベントへの参加が将来にとって役立つと思うか(5=大変そう思う、1=全くそう思わないとした5段階評価)を尋ねたところ、33%(6名)の方が最高評価の5、33%(6名)の方が4と回答されました。

 

また、最後の自由記述欄では以下のようなコメントを頂きました。(個人が特定されないよう、一部抜粋しています。)

自分を客観視することができ、感謝しています。」

今回検討した自己紹介を早速、自分の勤務先の生徒に行いました。たかが自己紹介と侮らず、事前に用意しているのとしていないのでは大きな違いがあると感じました。」

「色々なバックボーンの方としかもオンラインで安心して話せるのは、3Kの精神を栗田先生がはじめにしっかり話して下さるからだ、と改めて感じました。また、オンラインで学ぶ立場を体験することを通じて、事前、当日、事後と一連の流れをどうデザインするかという視点が重要だと気づきました。ちょうど、分散登校やオンライン授業が行われ始めた時期で、学んだことをすぐに生かせた点もありがたかったです。」

「Courseraのオンライン配信のものも面白かったですが、今回のものも楽しく取り組めました。校務等との関係もありますが、タイミングが合えばまた参加したいのでよろしくお願いします。」

学ばれたことを早速実践されているとのご報告もあり、スタッフ一同嬉しく思っております。また、今回のイベントの改善点や、今後扱ってほしいトピックなどについても多数コメントをいただきました。皆様からのご意見をもとに、今後のイベント開発に取り組んでまいります。ご意見・ご感想をお寄せいただきました皆様に感謝申し上げます。

4.今後の予定について

今回はCoursera「インタラクティブ・ティーチング」初のオンラインイベントでしたが、イベント後のアンケートでは多くの方にご好評いただき大変嬉しく思っております。一方で、様々な課題も挙がったため、一つ一つ検討し次回以降のイベントの企画・運営に活かしていく所存です。今後も不定期でこのようなイベントを開催していく他、英語版の開発も視野に入れておりますので、是非今後とも多くの方にご参加いただけますことを願っております。詳細が決まり次第、お知らせいたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

参考情報

Coursera「インタラクティブ・ティーチング」https://www.coursera.org/learn/interactive-teaching

東大OCW「大学教育開発論」(東京大学フューチャーファカルティプログラム)https://ocw.u-tokyo.ac.jp/course_11441/

 

河上愛梨(「インタラクティブ・ティーチング」担当・学術専門職員)

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【8月28日開催】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」オンラインライブイベントのお知らせ

東京大学 大学総合教育研究センターが展開するオンライン講座 Coursera「インタラクティブ・ティーチング」では8月28日(土)午後、オンラインライブイベントを開催いたします。

リアルタイムで開催される今回のオンラインイベントでは、受講者の皆さんと共に学習の場を共有し、一人で出来ないことを経験することを目的としています。

詳しくはこちらをご覧ください。【8月28日開催】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」オンラインライブイベントのお知らせ



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「インタラクティブ・ティーチング」がCouseraで公開

主体的に学ぶことやいかに教えるかを身につけるため、東京大学が展開している講座「インタラクティブ・ティーチング」。このほどCouseraで公開されました。Interactive Teaching(インタラクティブ・ティーチング) | Coursera

 

詳しくはこちらをご覧ください。「インタラクティブ・ティーチング」がCouseraで公開