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【開催報告】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション~DAY1~

  • 【Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション 実施概要】
  • 日時:2022年9月17日(土)9:00~16:40、18日(日)9:00~16:00、19日(月・祝)9:00~17:10
  • 形式:対面
  • 場所:東京大学本郷キャンパス 教育学部棟
  • 講師:東京大学 栗田 佳代子 朴 源花
  • ・スタッフ:東京大学 河上 愛梨 鍋田 修身
  • 対象:「インタラクティブ・ティーチング」を修了された方で、事前課題に取り組める方
  • 言語:日本語
  • 費用:無料

 

2022年9月17・18・19日に「Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッション」が対面で開催されました。今回のリアル・セッションは、「インタラクティブ・ティーチング」講座の修了者を対象に行われ、全国各地からご職業やご所属も多様な10名にお集まりいただきました。

今回は、初日(DAY1)の内容について、簡略ながらまとめさせていただきます。

 

■リアル・セッション全体の到達目標

  • 1.学生のモチベーションの喚起・維持・向上につながる工夫ができる
  • 2.学生が主体的に学べる授業のデザインができる
  • 3.アクティブラーニングの手法を体験し、実際に使えるようになる
  • 4.学生が主体的に学べるコースをシラバスとして表せる
  • 5.基礎知識をふまえた評価をデザインできる
  • 6.学んだ知識を模擬授業として活用し実施できる
  • 7.キャリアパスについて考え、日頃の活動や今後の展望について整理できる

うち、DAY1の目標は1,2,6です。

 

■DAY1のスケジュール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■概要

  • 事前準備
  • 事前課題として、(1)6分間の模擬授業(2)クラスデザイン(3)テキストシラバスをご準備いただきました。また、Google Classroomで自己紹介をご記入いただきました。

 

  • DAY1(2022年9月17日)当日
  • 【イントロダクション】(9:00~9:25)
  • 9:00に開会し、目的や到達目標などを確認しました。その後、講師・スタッフ、参加者の方々が簡単に自己紹介を行いました。

 

  • 【模擬授業実施 初回】(9:25~12:35)
  • 2グループに分かれて、模擬授業を実施しました。基本的なルール(3Kなど)や役割分担を確認した後、東大FFP同様に、以下の流れで一人ずつ模擬授業を行いました。
  • ステップ1:模擬授業実施(6分)
  • ステップ2:模擬授業実施者は講師からフィードバック&その他の人はフィードバックシートの記入
  • ステップ3:グループで改善のためのフィードバック
模擬授業を行う参加者

 

  • 【クラスデザイン】(13:35~15:05)
  • クラスデザインについて栗田先生より講義を行っていただきました。ワークとして、ご自身の模擬授業の達成目標の見直しを行いました。
目的と目標についての講義の様子

 

  • 【休憩】(15:05~15:20)
  • 参加者の方々に事前にご案内し、ご当地のお菓子をお持ち寄りいただきました。おかげさまでとても充実したお菓子セレクションとなりました。飲み物は、コーヒーや紅茶など数種類ご用意しました。
お菓子コーナー

 

  • 【モチベーション】(15:20~16:45)
  • モチベーションについて栗田先生より講義を行っていただきました。「教授にアドバイス」のワークでは、ある教授者の悩みの例に対して改善のためのアドバイスをグループで考えました。また、「模擬授業の改善」として、セッションで学習した内容を活かして模擬授業を改善する作業を行いました。
モチベーションのグループワークの様子

 

  • 【まとめ】(16:45~17:00)
  • DAY1の目的と目標を振り返り、学んだことと感想を各人でまとめました。

 

午前中は模擬授業、午後からは講義とワークで内容が盛りだくさんでしたが、参加者の皆様には熱心に集中して取り組んでいただきました。

 

河上愛梨(「インタラクティブ・ティーチング」担当・学術専門職員)

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【開催報告】東大FFP 第19期 ・UTokyo Global FFDP 第1期 履修証授与式を開催しました

2022年9月15日(木)、Zoomによるオンライン開催で東京大学フューチャーファカルティプログラム(東大FFP)第19期、UTokyo Global Future Faculty Development Program(FFDP)第1期の履修証授与式を行いました。

東大FFP第19期は54名が、UTokyo Global FFDP第1期は14名が、それぞれ修了し、本学大学総合教育研究センターの 浅見 泰司 センター長よりご祝辞をいただくとともに、履修証が授与されました。
その後、東大FFPは、今回も過去の修了者の方にゲストスピーカーとしてご登壇いただき、修了生の様々な活動やアラムナイネットの紹介を行って頂きました。
UTokyo Global FFDPは、修了した第1期生より、代表の方にお話をいただきました。

東大FFPでは、これまでに学内全研究科・計903名の修了者を輩出し、2022年度Aセメスター(10月より)で第20期の開講となり、現在以下のページでエントリーを受付中です。
https://dev2.utokyofd.com/ffp/attend.html
UTokyo Global FFDPは、2023年度Sセメスター(4月より)において、第2期の開講を予定しております。

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【開催報告】UTokyo Global FFDP企画・模擬授業演習

UTokyo Global FFDPでは、2022年7月29日に、英語での模擬授業演習を開催しました。東京大学および他機関にご所属の教員の方々にご参加いただきました。

Picture of a participant delivering her class
(写真:模擬授業の様子)

本FDイベントは、エジプト、日本、韓国、スペイン出身の参加者で構成され、参加者の方々は言語学習や薬学などご自身の分野の模擬授業を行いました。また、相互フィードバックを通じて教育的観点からアイデアを共有し合いました。

セッションは活発で、多くの有意義な教育的考察が共有されました。ご参加された皆様に、改めて感謝申し上げます。

UTokyo Global FFDP では、今後もファカルティやアカデミア、教育の発展の促進を目指して、同様のイベントを行ってまいります。ご興味のある方は、こちらのフォーム をご記入いただきますと、イベント情報をお受け取りいただけます。(「こちらのフォーム」をクリックして記入画面にお進みください。)皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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ジグソー法の事例

「出生前診断について知り、違いを理解しよう」

 

高校の生物・保健・家庭の融合授業の事例です。複数種類の「出生前診断」について、まずエキスパートグループ(4名)で分担してそれぞれを調べます。

次に各グループから1名ずつが集まるジグソーグループを形成し、複数種類の「出生前診断」について、比較検討します。
そして、その違いや意図、メリット・デメリットなどを確かめていきます。

議論で出てきたことについて元のグループで集まり、ジグソーグループで出てきたことがらを整理して、報告書を作成します。

実施方法で示されたシンプルなものよりも複雑化したところもあり(これを知識構成型ジグソーと呼びます)、ポスターツアーの要素も加味されています。
複数種類ある「出生前診断」のそれぞれを理解するとともにその違いを把握し、現場の「出生前診断」について、より深い理解が可能になります

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シンク・ペア・シェア(Think-Pair-Share)の事例

「前回の授業で学んだことは何?」

 

1年間の授業の最初のころ、授業のペースが軌道に乗るまでの間、各授業の冒頭で実施します。
アウトプット重視の授業であることを確認するためのツールであるとともに、以下のような効果が期待されます。

 

・最初のころに実施することで、クラスの雰囲気づくりに役立ちます。

・前の授業とこの時間の授業をつなげることの習慣を付けることができます。

・アウトプットさせることで記憶や意識を明確にできます。この時間の授業に前の授業で学んだ知識を関連付けたり、活用したりできます。

・同じ授業に取り組んでも他者は違う視点や表現を持つことを経験することで、他者の学びの大切さを認識することが可能です。

 

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【前半終了】東大FFP 第19期 DAY4が終了しました

4月14日(木)にスタートしました東大FFP 第19期も、5月27日(金)でDAY4を終え、次回(6月9日・10日)から後半のDAY5〜DAY8へと向かいます。

前半は

DAY1_イントロダクション
• オンライン授業の方法を体験し慣れる
• 学ぶ仲間の名前を5人以上覚える
• 高等教育の現状について説明できる
• 東大FFPで学ぶ価値を見出し、他者に説明できる

DAY2_クラスデザイン
• モチベーションを高める工夫を説明できる
• クラスデザインの意義を説明できる
• ADDIEモデルについて説明できる
• 目標に応じたアクティブラーニングを選べる
• 学習に効果的なクラスをデザインできる

DAY3_評価
・評価の意義を説明できる
・形成的評価と総括的評価を対比できる
・ある評価方法について評価の性質という観点から説明できる
・ルーブリックを作成できる
・ルーブリックのメリットとデメリットについて考えを言える

DAY4_シラバス〜学びに寄与するシラバスとコースデザイン
・シラバスの役割を3つ以上あげることができる
• コースの目的と目標を適切に設定できる
• グラフィックシラバスの作成ができる
• 持参したシラバスを理由を明確にして改善できる

というように「到達目標」を設定し、本プログラムの目的「未来の大学教員として、責務としての「教育」の重要性を認識し、学生の立場にたった教育の設計と実行を可能にするために、授業実施に向けた実践的な知識やスキルを多様な専門領域の受講生とともに実際に体験し、互いに学び合いながら獲得する。そして、研究だけでなく教育についても探究し続ける姿勢を身につける」に向かって取り組んできました。

次回DAY5「授業改善と振り返り」では、ここまでの学びを振り返るポスターツアーを実施するとともに、DAY6・DAY7「模擬授業」に向けての準備に入ります。

「模擬授業」では、ここまでの学びを体現する6分間の授業を設計・実践しますが、同時に、東大FFPの修了生Alumniの方々のご協力をいただき、効果的なフィードバックを行うことで、「模擬授業」のブラッシュアップを図っていきます。

これらを全てオンラインで行うことも、受講生にとって貴重な経験になるはずです。

最終回・DAY8「キャリアパスを考える〜SAPチャートの作成」に向けて、後半も充実した授業が続くことと思います。

東大FFPとして、引き続き、教育のオンライン化の先導者としての役割を担うべく、知恵を出し合い、さまざまな工夫をこらしながら、東大FFPらしいオンライン授業を行ってまいります。

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【9月17・18・19日開催】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッションのお知らせ

東京大学 大学総合教育研究センターが展開するオンライン講座「インタラクティブ・ティーチング」では9月17、18、19日の3日間の対面集中講座「リアル・セッション」を開催いたします。

本セッションでは、「インタラクティブ・ティーチング」での学びをもとに、様々なワークの演習を通して、ご自身の授業に活かせる実践的な知識・経験を獲得することを目標としています。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

【9月17・18・19日開催】Coursera「インタラクティブ・ティーチング」第1回リアル・セッションのご案内 – 東京大学 大学総合教育研究センター

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大学総合教育研究センター副センター長・栗田佳代子教授らの論文を公開

大学総合教育研究センター栗田佳代子教授らの論文「教育活動の振り返りを目的としたティーチング・ポートフォリオ・チャートおよび作成研修の開発と評価」がこのほど「科学技術情報発信・流通総合システム」で公開されました。

詳しい内容などにつきましては、こちらをご覧ください。大学総合教育研究センター副センター長・栗田佳代子教授らの論文を公開 – 東京大学 大学総合教育研究センター (u-tokyo.ac.jp)

 

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5月31日(火)開催「グローバルFD主催ワークショップ」の紹介

東京大学駒場のグローバルFD部門の主催行事として「チーム・ベースド・ラーニング  ハンズオン・ワークショップ」が、5月31日(火)に開催されます。

詳しくはこちらをご覧ください。 5月31日(火)開催「グローバルFD主催ワークショップ」の紹介